2024.01.22 UPDATE
パネルヒーターにサビが!対処法やお手入れ方法をご紹介
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
今回は、セントラルヒーティングのパネルヒーターについて、お手入れ方法やメンテナンス、交換が必要なケースをまとめました。
特に、トイレは尿の飛び散りによるアンモニアで汚れるのはもちろん、水滴や洗剤などによってサビが発生することもあります。
パネルヒーターをサビから守り、長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介しますので、参考にしてください。
パネルヒーターにサビが!特にトイレのパネルヒーターは傷みやすい!
パネルヒーターは金属製品のため、水に濡れたまま放置すると表面にサビが生じてしまうことがあります。
特にトイレのパネルヒーターは、水気が多い場所にあるため、「気がついたらパネルヒーターの表面がサビてしまっていた…」というケースもめずらしくありません。
また、尿の成分には金属を腐食させるアンモニアが含まれているため、立って用を足す男性や小さなお子さんがいる家庭では気づかないうちに尿がパネルヒーターに飛び散ってしまっていることも。
パネルヒーターの塗装が剥がれた部分に尿がかかってしまうと、そこからどんどんサビが発生して腐食していってしまいます。
また、便器の蓋を開けたまま水を流すことや、トイレ掃除の際の水の飛び散りもサビの原因になります。
トイレのパネルヒーターはサビやすい環境にあるからこそ、こまめにお手入れをしてサビを予防することが大切です。
ちなみに、サビはパネルヒーターの内部にも発生します。
パネルヒーターの中を循環し熱を伝える不凍液には防錆剤(ぼうせいざい)が含まれており、パネルヒーターの内部がサビないように守る役割もあります。
しかし、使用を続けているうちに成分の劣化により防錆効果が落ちてしまいます。
そのため、不凍液を交換せずに使い続けると配管内に錆が発生し、詰まりで不凍液の循環が妨げられ、温まり不良が起きてしまうこともあります。
不凍液の交換は3〜4年毎を目安に行いましょう。
パネルヒーターの不具合についてはこちらもご覧ください。
パネルヒーターが温まらない・半分冷たいのはなぜ?原因や対処法を解説!
パネルヒーターから水の音がするけど大丈夫?音がする原因とは?
パネルヒーターがサビないようにするためのお手入れ方法
パネルヒーターをサビから防ぐには、日々のお手入れが大切です。
固く絞った湿った布でパネルヒーターの表面の汚れを拭きとり、その後、乾いた柔らかい布で乾拭きをしてください。
汚れが取れないときは、中性洗剤を使うと汚れが落ちやすいです。
パネルヒーターに水分が残ったままだとサビの原因になってしまうこともあるので、最後は必ず乾いた布で拭き取るようにしてくださいね。
トイレのパネルヒーターであれば、便器や床など普段のトイレ掃除の際に、あわせてパネルヒーターのお手入れも行う習慣をつけるのがおすすめです。
パネルヒーターを使用しない時期はカバーをかけて汚れを防止するという対策もあります。
また、パネルヒーターの隙間に溜まったほこり掃除も忘れずに!
隙間のほこり掃除は、パネルヒーター用の掃除ブラシを使用するのが便利です。
エアスプレーでほこりを飛ばしたり、掃除機で上から吸う方法もありますが、ほこりが舞ってしまったり、うまく吸いきれないことがあるため、注意が必要です。
「Q&A:パネルヒーター隙間の掃除方法は?」で詳しくご紹介しておりますので、あわせてご参考ください。
パネルヒーターにサビを見つけたら早めの交換を!
パネルヒーターにサビを見つけたら、早めの交換を検討しましょう。
特にトイレなどの水回りに設置されているパネルヒーターは、サビを放置すると、水気でどんどんと進行してしまいます。
サビが内部にまで侵食すると、パネルに穴が開いて中の不凍液が漏れ出し、最悪の場合、ボイラーが停止して家中のパネルヒーターが使えなくなるリスクもあります。
冬の寒さが厳しい地域では、真冬に暖房が使えなくなってしまうと健康上のリスクも高まるでしょう。
パネルヒーターに穴が空き水漏れが起きた場合は修理ができません。
交換が必要になった事例や自分でチェックを行う方法については、こちらのコラムもご覧ください。
パネルヒーターの液漏れチェックポイント!修理の方法や費用の目安も。
また、パネルヒーターのサビは目立つため、見た目も気になります。
トイレのパネルヒーターにサビが発生してしまったら、来客があった際に「トイレを貸しづらいな…」と感じてしまうかもしれません。
トイレのパネルヒーターは、比較的サイズが小さいため、交換費用もそれほど高額にはなりません。
家中のパネルヒーターにまで影響が及んで、全部入れ替えなくてはいけない…なんてことになる前に、早めの交換をおすすめします。
パネルヒーターの交換や定期メンテナンス、故障修理は設備の専門業者「札幌ニップロ」へお気軽にご相談ください。
札幌ニップロで行なったトイレのパネルヒーターの交換事例をご紹介します。
【Before】
【After】
新しいパネルヒーターに交換すると、トイレ全体が明るくなりましたね。
劣化して故障したときはもちろんですが、おうちのリフォームで壁紙を張り替えるときに、パネルヒーターも一緒に交換するのもおすすめです。
定期メンテナンスや故障修理、コストを抑えるためのエネルギーの切替など、セントラルヒーティング(パネルヒーター)に関わることは、札幌ニップロにどんなことでも、お気軽にお問い合わせください。
【札幌ニップロの各種料金】
セントラルヒーティングに関わる点検や交換・修理について、札幌ニップロでの料金をご紹介します。
セントラルヒーティング保守点検
セントラルヒーティングに関わる診断を行います。
ボイラーを長持ちさせるためには、定期的な保守点検がおすすめです。
- 【料金】 16,500 円〜(税込)
- 【作業時間】約45〜60分
- 【作業詳細】システム圧診断、ボイラー診断、消耗部品診断
※ガスボイラーのオーバーホール作業が必要な場合は別途見積となります。
防錆不凍液の交換
セントラルヒーティングの防錆不凍液の交換をいたします。
- 【料金】41,800円〜(税込)
- 【作業時間】約90〜180分
- 【作業詳細】使用済み防錆不凍液廃棄処分費・新規防錆不凍液・入替作業・システム圧力調整・エア抜き・試運転など
その他一般修理
ボイラー本体やパネルヒーターの他、床暖房の点検修理にも対応可能です。
電源が入らない、エラーが出る、暖まりが悪い、異音・異臭がするなどの不具合を感じたら早めの点検がおすすめです。
- 【料金】相談無料 出張費 4,400 円〜(税込)
※札幌市内、石狩、江別、北広島エリアの場合。その他のエリアにお住まいの方はお問い合わせください
※部品代、休日・夜間料金は別途費用が発生します。
長年の実績と豊富な知識を持つ、技術力の高い専門スタッフがお伺いします。
少しでも不具合を感じたら、早めに設備の専門業者「札幌ニップロ」へご相談ください!
パネルヒーターのサビは予防が大切!サビてしまったら早めの交換を
パネルヒーターには、サビが発生することがあります。
特にトイレのパネルヒーターは、尿や水が飛び散って汚れやすくサビが発生しやすいです。
パネルヒーターを長く使い続けるためにも、固く絞った布でパネルヒーターの表面の汚れを拭きとるなど、こまめにお手入れをしてサビを予防することが大切です。
パネルヒーターに水分が残ったままだとサビの原因になってしまうので、最後は必ず乾いた布で拭き取るようにしてくださいね。
もしパネルヒーターにサビを見つけたら、早めの交換を検討しましょう。
サビを放置してしまうと、トイレのパネルヒーターだけでなく、家中のパネルヒーターにまで影響が及ぶおそれもあります。
サビは、パネルヒーターの内部にも発生しますので、3年〜4年毎を目安に、不凍液の交換も行いましょう。
パネルヒーターの交換や定期メンテナンス、故障修理は設備の専門業者「札幌ニップロ」へご相談ください!
セントラルヒーティング・パネルヒーターなどの暖房機器の交換・メンテナンス、防錆不凍液の交換に関するご相談を承っております。
札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)にお住まいの方は、ぜひ一度札幌ニップロにご相談ください!
※その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!