エアコンクリーニングの頻度の目安と適切な時期は?お手入れ方法も確認

2025.03.25 UPDATE

エアコンの点検

こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。

 

エアコンには定期的なクリーニングが必要なことは知っていても、「どのくらいの頻度で行うべき?」「最適な時期はいつ?」と疑問をお持ちの方も多いでしょう。

 

今回は、エアコンクリーニングの頻度と時期の目安について紹介します。

エアコンクリーニングをしないリスクや、普段から自分でできるお手入れ方法、北海道の気候にあわせたポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。

エアコンクリーニングの適切な頻度は?

一般的なエアコンクリーニングの頻度は、環境や使用状況によっても異なりますが、1年に1回程度が目安です。

寝室や子ども部屋など比較的稼働時間が短い部屋のエアコンは、2年に1回程度のクリーニングでも対応可能な場合もあります。

 

なお、室外機の清掃は4年に1回程度が目安。

カビやすい箇所の抗菌コートなどのメンテナンスも、同じタイミングで行うことをおすすめします。

 

ただし、カビやホコリに敏感な方や汚れやすい環境の場合は、より高い頻度でのクリーニングがおすすめです。

例えば、次のような場合です。

  • 赤ちゃんがいる
  • ペットを飼っている
  • 喫煙者がいる
  • アレルギー症状をお持ちの方がいる
  • キッチン近くのエアコン(油汚れが付着しやすい)
  • 夏や冬に1日中エアコンを使う

 

また、次のようなサインがある場合は、すぐにエアコンクリーニングの依頼を検討しましょう。

  • 吹き出し口にカビらしき黒い点々が見える
  • 送風ファンに汚れが付着している
  • エアコンの送風が臭い
  • エアコンを使用すると咳や頭痛などの体調不良が起きる
  • 冷暖房の効きが急に悪くなった
  • エアコン使用時の電気代が上昇した

 

これらは、エアコン内部にカビやホコリがたまっているサインです。

室内機の清掃は、このようなサインが出てから依頼をいただくケースが多いです。

その後は、症状の有無に関わらず、年に1回春か秋のタイミングで定期的な清掃を行うのが望ましいです。

 

 

エアコンクリーニングに適した時期やタイミングは?

エアコンクリーニングの時期としておすすめなのは、3月後半~5月頃の春と、9月後半から11月前半の秋です。

 

夏の冷房シーズン前、冬の暖房シーズン前の点検と試運転も兼ねられますし、業者の閑散期にあたるため、予約が取りやすいというメリットがあります。

また、割引キャンペーンが実施されていることも多い時期です。

 

実は北海道では、エアコンクリーニングの依頼は6〜7月に集中する傾向があります。

夏の冷房シーズン開始時にエアコンを久しぶりに稼働させて、においや効きの悪さに気づいて依頼するケースが多いのです。

 

しかし、この時期は業者が混み合い、予約が取りにくく料金も高めになりがちです。

冷房が必要なタイミングですぐエアコンが使用できるよう、計画的にエアコンクリーニングを依頼しておくことをおすすめします。

 

なお、室外機のメンテナンスについても、北海道は冬のタイミングだと凍ってしまうので、4〜11月の間に実施するのを推奨しています。

 

 

エアコンクリーニングの重要性も確認

エアコンをクリーニングせずに使い続けると、次のようなリスクが生じます。

  • カビやダニの繁殖による健康被害(アレルギー症状、咳、頭痛など)
  • 冷暖房効率の低下による電気代の上昇
  • 水漏れなどの故障リスクの増加
  • エアコンの寿命短縮

 

内部にカビが発生したエアコンを使用していると、エアコンの送風によってカビの胞子が室内に拡散し、それを吸い込んで健康被害を引き起こす可能性があります。

また、フィルターが汚れると、エアコンの効きが悪くなり、電気代が高くなってしまうため注意が必要です。

 

このようなリスクを避けるためにも、定期的なエアコンクリーニングが必要です。

 

本格的なエアコンクリーニングは、設備の専門業者へ依頼するのがおすすめ。

専用の洗剤と高圧洗浄機でエアコン内部の部品やパーツまで清掃できます。

 

なお、お掃除機能付きエアコンは構造が複雑なため、クリーニング料金が通常より高くなる傾向があるのでご注意ください。

 

札幌ニップロでもエアコンクリーニングを承っています!

室内機・室外機、どちらのクリーニングも対応可能です。

エアコンクリーニングを計画中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

エアコンの適切な使い方は?必要なお手入れについてもご紹介

エアコン掃除

エアコンを清潔に保つためには、以下のような使い方を心がけましょう。

  • 冷房使用後は送風運転を行い、内部の湿気を除去する
  • 定期的な換気で室内湿度を下げる
  • 使用しない時期も月1回程度は送風運転を行う

 

室内の換気や送風運転で湿気を取り除くことで、エアコン内部にカビが生えるのを防ぐことができます。

 

また、定期的に清掃することも大切です。

エアコン表面の拭き掃除を月に1~2回、フィルター掃除は2週間に1回程度が目安です。

 

最新機種には自動清掃機能がついているものもありますが、自動清掃機能がついているからといって、清掃が不要になるわけではありません。

 

エアコンのお掃除機能の多くはフィルターにたまったゴミを除去するものですが、除去したゴミはエアコン内部のダストボックスにためられるか、ホースや排気装置から外部に排出されます。

しかし、ダストボックスにゴミがたまったままになったり、ホースや排気装置にゴミが詰まってしまうと、お掃除機能が働かなくなってしまいます。

 

カビや菌が内部に繁殖しますので、定期的な分解清掃も必要です。

分解清掃については、自分で難しい場合はプロに依頼することをおすすめします。

 

使い方やこまめな清掃を心がけ、汚れができるだけたまらないようにしていれば、無駄なクリーニングの手間が発生しにくいです。

 

エアコンのお手入れ方法についてはこちらのコラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

エアコンの基本のお手入れ方法

エアコン吹き出し口にカビ!原因や健康への影響は?掃除方法や対策も

 

 

適切な頻度と時期のエアコンクリーニングで快適な空間を

エアコンクリーニングは、使用環境により必要な頻度が異なりますが、一般的には年1回が目安です。

エアコン需要が高まる前の春(3〜5月頃)や秋(9〜11月頃)が最適な時期といえるでしょう。

この時期は予約も取りやすく、料金面でもお得な場合が多いです。

 

エアコンから嫌なにおいがする、吹き出し口にカビが見える、急に冷暖房効率が落ちたなどの症状があれば、早めのクリーニングをご検討ください。

 

プロによるメンテナンスと日常的なお手入れを組み合わせて、エアコンを清潔に保ちましょう!

 

札幌ニップロではエアコンの清掃やメンテナンスに関するご相談を承っております。

札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)でご検討の方は、ぜひ一度札幌ニップロにご相談ください!

※その他のエリアのお客様もご相談ください!

 

先頭に戻る
24時間換気システムの悩みを解決 24時間換気システムの悩みを解決