窓からの冷気対策をして、光熱費を節約!窓交換やリフォームに使える補助金は?
2024.10.02 UPDATE
こんにちは。札幌ニップロです。
冬になると窓からの冷気が気になりませんか?
冬場に家が冷えてしまうのは、壁・窓やドア、床下から室外への熱の流出が原因といわれていますが、なんと全体の50%を占めているのが「窓から」と言われているんです!
どうりで、窓の周辺は寒いなと感じるわけですね。
今回は窓からの冷気対策についての情報をまとめてみました。
目次
窓からくる冷気が寒さの原因!?
冬に室内が寒くなってしまうのは、部屋の熱が外に逃げてしまうからです。
外の冷気が窓・壁・床下を冷やしますが、室内からの熱の流出が一番大きいのは窓。
実は、なんと流出量の50%、半分以上が窓からの熱損失だったのです。
そのため、部屋の寒さ対策には窓の断熱性が非常に大きく影響してきます。
当然、光熱費にも関係がありますので、お悩みの方は是非参考にして下さい!
窓からの冷気を対策する方法とは?
有名なのは、プチプチやシートを張り、DIYで断熱をあげて冷気を防ぐ方法などですが、最近では窓の簡単リフォームに注目が集まっています。
補助金なども活用できますので、検討される方が増えています。
- 窓にプチプチ(緩衝シート)や断熱シートを張る
- スポンジやテープでサッシのすき間を埋める
- カーテンを厚手にして、窓より長いカーテンをかける
- 窓のリフォーム
1~3の通り、DIYで冷気を防ぐ方法もありますが、これらの方法は低コストではありますが見た目に影響したり、結露でカビの原因になったりしてしまうことも。
寒さが多少改善されても、大切な家に影響が発生するのは避けたいですよね。
窓の断熱対策でリフォームは現実的?
「リフォーム」「工事」ときいて、思い浮かぶのは日数がかかる大掛かりな工事ですよね。
今回紹介するのは壁工事のいらないスピードリフォームについて。
施工時間も、1時間~半日で完了する工事です。
足場や養生なしのお手軽工事で、ご近所の迷惑になる騒音も抑えて工事ができます。
実は、窓のリフォームは想像していたより簡単で、短時間でできたという感想をいただくことが多いです。是非参考にしてください。
【施工は約60分】内窓を追加して二重窓に
最近注目されているのが、窓の内側にもう一つ窓をつける「二重窓」の工事。
なんと、工事時間は約60分(※1)。
※1 施工時間は、商品および仕様、現場状況により異なります。
もちろん、工事中の住み替えや、壁を壊すなどの大掛かりな工事ではありません。
断熱効果だけではなく更に、結露や騒音対策にも効果があります。
【施工は約120分】窓にシャッターを追加する
シャッターと窓の間の空気層が熱の出入りを抑え、断熱効果がアップ。
リモコンでらくらく開け閉めできる製品もあり、防犯や防音にも効果があります。
【施工は約120分~半日】窓自体を交換する
今ある窓枠を活かして、最新の窓に交換することも可能です。
窓のサイズや開き方も変えることができるので、お好みの見た目に合わせられます。
いかがですか?思ったより短時間でできる工事なんです。
次に、冬の冷気対策で窓の断熱を見直すことについてのメリットと補助金について説明していきます。
窓を断熱するメリットとは?
冬は断熱効果で暖房効率がアップ
なんと寒い時期には室内の暖かい空気は窓から5割ほど流出しています。
そのため、部屋の冷気対策は窓の断熱性が非常に大きく影響してきます。
もちろん、断熱効果を高めることで光熱費の対策にも効果があります。
夏は窓からの熱の流入を抑えて冷房効果が長持ち
冬以上に窓からの室温変化の影響を受けやすいのが夏。
実は、夏に流入される熱の割合は7割と言われています。
光熱費も高騰していますので、是非対策したいところ。
冬場の結露を減らしてカビやダニなどを抑制
窓の周辺は外気に影響されやすく、外の気温が下がると部屋の空気が冷やされて結露が起こります。結露はカビなどの原因にもなります。
窓の断熱性が上がると、結露の対策にもなるというメリットもあるんです。
二重窓効果で騒音を低減
窓を二重窓にすることで、外の騒音が気になりづらくなる効果もあります。
音域や壁など、状況によって防音効果は異なりますが、うるさい交差点レベルの音量で、外で80dBの騒音が発生していた場合、一般的なアルミサッシと単板ガラスの組み合わせと、二重窓にした場合で、室内に届く差は15dB。
音が10dB下がると、人間の耳には音が半減したように感じるといわれています。
窓の防犯対策にも
空き巣などで狙われやすいのは、簡単に敗れそうな窓。侵入が大変そうな視覚的な効果もあり、防犯面での安心も期待できます。
安全合わせガラスを採用すると、さらに侵入を手こずる窓となります。
※防犯を保証するものではありません。
窓の工事に使える補助金はあるの?
次に、窓の断熱対策で使える補助金について紹介いたします。
補助金額については、工事の種類や窓のグレードによって細かく決められており、ご自身で補助金の試算をしたい向けに簡易シミュレーションができるサイトも後ほど紹介します。
- 2024年9月時点での情報となります。
先進的窓リノベ2024事業
窓・ドアの高断熱化リフォームに特化した補助金です。
最大200万円/戸の補助が受けられます!
子育てエコホーム支援事業
と、世帯を問わず省エネ改修工事を実施するリフォームが対象です。
子育て世帯、または若者夫婦世帯による住宅の新築
最大100万円の補助を受けられます。
子育て世帯(申請時点で子が18歳未満)または若者夫婦世帯(申請時点で夫婦のいずれかが39歳以下)が取得する、長期優良住宅またはZEH住宅についての注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入が対象となります。
住宅のリフォーム工事
最大20万円/戸の補助を受けることができます。
・開口部(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)の断熱改修
・外壁、屋根・天井または床の断熱改修
・エコ住宅設備の設置
補助金を上手く活用して、おトクに窓の断熱対策を行うチャンスです!
是非ご参考にしてくださいね!
窓・リフォームの補助金はどのくらい受けられる?
補助金額は、工事の種類や窓のグレードによって細かく決められており、ご自身で補助金の試算をしたい向けに簡易シミュレーションができるサイトもあります。
YKK AP様のサイトでは、窓・ドアリフォームの省エネ補助金が簡単にシミュレーションできます。
先ほど紹介した「先進的窓リノベ2024事業」と「子育てエコホーム支援事業」対象のお住まいに合わせた断熱商品と、補助金額が一目でわかるツールとなっております。
窓の工事や種類も豊富ですので迷ってしまう、ご自宅に向いている工事方法などに迷っている方は、是非札幌ニップロにご相談下さい。
まとめ
いかがでしたか?
窓からの熱流出が思ったより大きいこと、窓の断熱が冷気対策や光熱費の節約につながる理由について、まとめてみました。
とにかくコストをかけずにDIYで対策する方法もありますが、見た目も気になりますし、実は結露の原因になり大切な家を傷めてしまうことにもなってしまうんですね。
今回は、以外と短時間でできる窓リフォームについて中心にご紹介させていただきました。リフォームときくと「大掛かりなんじゃないか」と立ち止まってしまいがちですが、ご興味のある方は是非札幌ニップロにお問合せ下さいね^^