ガスメーターが点滅したら?パターン別にエラー表示の復帰方法を解説!(プロパンガス編)
2021.03.31 UPDATE
突然ガスが使えなくなると、とても驚いてしまいますよね。
暖房ボイラーも給湯器も突然使えなくなった!そんな時は、ガスコンロが使えるか確認しましょう。
もし、コンロの火もつかない場合はガスの供給が何らかの原因で止まっているケースがほとんどです。
ガス自体が止まっていたら、まずはガスメーターの状態を確認して下さい。
ガスメーターはマイコンメーターとも呼ばれ、使用量の計測機器だというイメージもありますよね。
ガスメーターは屋外にあることがほとんどです。
目次
ガスメーターの種類について
ガスメーターには、都市ガス用とLPG(プロパン)用、それぞれエラーの表示方法やガス遮断時のメーター復帰方法も異なります。
ご自宅のガスメーターはどちらのタイプなのか確認し、記事を参考にして下さい。
今回はプロパンタイプのガスメーターのエラーや復旧方法について解説していきます!
ガスが使えなくなった!?ガスメーターのエラー表示をパターン別に解説~プロパンガス編
ガスメーターのエラー表示について(プロパンガス)
ガスメーターは、ガス使用量の計量器としての役割だけではなく、安全のための機能が搭載されています。
例えばガス漏れや圧力等に異常が発生した場合や震度5以上の地震が発生した時など、危険だと判断した場合はガスを遮断します。
ガス自体が止まっていたら、ガスメーターを確認しましょう。
ガスメーターの液晶画面を確認し、エラーが表示されている場合はパターン別に対処を行いましょう。
エラーのパターンと原因についてはこれから紹介していきます。
ガスメーターのリセット作業で改善できるエラー
ガスメーターのエラー表示には様々な原因があります。
長時間の使用や、耐震装置の作動など一時的なエラーであれば、ご自身で復旧作業を行えば改善できます。
ガスを長時間使用したとき
北海道などの寒冷地では、冬季は暖房を24時間つけっぱなしにする使い方をしている家庭が多いため、エコジョーズなどのガス暖房機器を使用している場合にも発生することがあります。
地震など、耐震装置が作動したとき
ガスを使用中に大きな地震(震度5相当)が発生した場合にガスが遮断されます。
この場合は、ご自身でガスメーターの復帰作業を行えば復旧できます。
ガスメーターの復旧方法
全てのガス機器を使用を止めて、ガス栓と器具栓を閉める
ガスメーターの復帰ボタンをゆっくりと押す
ガスを使わずに約1分ほど待ち、エラー表示が消えたらガスが使用できるようになります。
復帰操作を行っても、ガスメーターのエラー表示が改善されない場合は、ガス事業者へ連絡の上、点検を受けて下さい。
ガスメーターの復旧方法や、エコジョーズの点検方法については動画でも解説しています。
プロパンガス用ガスメーターの復旧方法について、お急ぎの方は2:18くらいから確認して下さい。
復旧方法についての資料はこちら。
ボイラーの使用前点検や復旧方法についてはこちらで解説しています。
早めの修理や点検が必要なケース
ガスの圧力に異常が発生しているとき
何らかの原因でガスの供給圧力が低下した場合にガスを止めます。
ガス漏れの疑いがあるとき
ガスの不自然な流れを感知して、自動的にガスを止める仕組みになっています。
誤ってガス管を外した、ガス器具が接続されていない元栓を開いてしまったなど、ガス流量を感知することで危険な事故を防ぎます。
このようなケースでは、ご自身で対処することは大変危険なので、すぐにガス事業者へ連絡しましょう。
まとめ
上記で解説したとおり、ガスメーターのエラー表示には様々な原因があります。
長時間の使用や、耐震装置の作動など一時的なエラーであれば、ご自身で復旧作業を行えば改善できます。
しかし、ガス漏れや圧力異常が起こっている場合は、専門スタッフの対応が必要となります。
また、復帰操作を行ってもガスメーターのエラー表示が改善されない場合は、速やかにガス事業者へ連絡の上、点検を受けましょう。
いかがでしたか?
ガスが使えなくなってしまうととても不安ですが、このようにご自身でリセット作業を行う事で復旧できるケースもあります。
ご自身で行うことが不安な方はガス設備業者に相談しましょう。
※ 都市ガスタイプのガスメータ―について知りたい方はこちら
▶ ガスメーターが点滅したら?エラー表示の復帰方法を解説!(都市ガス編)