給湯器の交換タイミングは?寿命や交換時期のサイン、選び方もご紹介
2020.10.30 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
毎日使う、生活には欠かせない給湯器。
交換するタイミングはいつなのかと気にしつつ、動いているうちは大丈夫かなと使い続けている方もいらっしゃるでしょう。
今回は、給湯器の交換のタイミングについてのお話です。
給湯器の寿命や交換時期を知らせる症状、給湯器の選び方や交換を依頼するときのポイントをご紹介します。
目次
給湯器を交換すべきタイミングとは?寿命や交換のサイン
給湯器の一般的な寿命は10年と言われています。
家庭用給湯器のメーカーが示している「安全に製品を使うことができる設計標準使用期間」も10年とされていて、超えて使用する場合は点検を受けることを推奨しています。
業者によっては、寿命は8~10年または10~15年と言うところも。
家庭によって使用方法や頻度が異なるため、給湯器の消耗具合は変わりますが、10年を目安に交換を検討し始めると良いでしょう。
修理を依頼したときに部品が無かったり、対応できて1か所が新しい部品に変わっても、別の箇所も劣化が進んでいて次々と不具合が見つかって修理代がかさんでしまったりする事も多く、高額な修理になる場合は、交換したほうが良いケースが多いです。
使用年数を確認しながら修理か買い替えかを検討される事をお勧めします。
給湯器の交換には時間を要することもあるので、いざ壊れてから買い直そうとすると、すぐに使えず不便な思いをすることになります。
そうならないためにも、交換時期のサインとなる症状に気づき、余裕をもって交換の準備をしたいですね。
交換時期のサインとなる症状には、以下のようなものがあります。
・エラーコードが表示される
・突然お湯が出なくなる
・異臭や異音がする
・お湯が出るまでに時間がかかる
・温度設定が安定しない
・リモコンの液晶画面が薄くなる、表示されない。
・水漏れや油漏れがしている
・排気口にススが付いていたり、周辺がサビて黒く汚れている
給湯器は設置から10年以上経っていて、こんな不具合が出てきたら修理ではなく交換をおすすめします。
なお、空き家にしていた期間があるなどで使用期間が10年に満たない場合も、設置から10年経っていれば交換の目安です。
給湯器を交換する際の選び方とは?
給湯器を交換するときに、どんな給湯器を選んだらよいのか迷う方もいらっしゃるかと思います。
基本的な選び方としては、交換前と同じメーカーで、同タイプ・同グレードを選ぶのがおすすめです。
ボタンやリモコンが似ているので操作性が良く、設置の際にサイズに困ることも少ないためです。
また、配管の工事が簡易化出来ることもあり、工賃が安くなるケースもあります。
マンションでは設置サイズが限定されていることが多いので、まずはサイズをチェックしましょう。
ガス給湯器の場合は、前の給湯器の設置時から家族の人数が変わっているなど、使い方が変わっている場合は、給湯器の号数の見直しを。
給湯器には号数があり、人数や使い方によって最適なサイズが選べるようになっています。
号数について、参考に目安の例を挙げてみます。
・4人家族で、キッチン、シャワー、追い焚きを同時に使う場合…24号
・2人家族で、お湯を多量に使わない場合…20号
・単身世帯で、同時に別の場所でお湯を使わない場合…16号
給湯器には、追い焚き機能や、自動で湯船にお湯を貯めてくれる機能がついたものなど便利な機能がたくさんあります。
ご家庭のライフスタイルに合わせて必要な機能を選択することで、快適に使うことができますよ。
給湯器交換を依頼する際のポイント
給湯器の交換も、費用が適正で、万が一の保証が手厚い業者を選びたいですよね。
依頼をする際には、見極めるポイントがあります。
複数の会社から見積もりをとる場合
広告などで打ち出してある「●●円!標準工事費込」といった金額は、標準工事にどこまで含むかが業者によって異なるため、一概に比較することができません。
見積もりは複数社から取り、配管などの部材が含まれているか、条件により追加費用がないか、出張費の有無などをしっかり確認しましょう。
正確な見積もりを知るためには、実際に問い合せしてみることをおすすめします。
給湯器の設備取り替えを行う札幌ニップロでは、正確なお見積りをするために事前に現地確認をさせていただくケースが多いです。
ご自宅の使用状況に合わせた機種選びのアドバイスから交換工事まで、経験豊富なスタッフが満足いただけるよう対応します。給湯機に関するお悩みはお気軽にご相談下さい。
アフターサービスが充実している業者を選ぶ
給湯器を交換できる業者は、ガス会社、リフォーム会社、給湯器の販売会社、給湯器の製造メーカーなどがあります。
毎日使う給湯器は、もしもの時にすぐに対応してくれる業者が望ましいですね。
長く使い続けるものだからこそ、保証や修理時の対応など、アフターサービスが充実しているところを選びましょう。
まとめ
給湯器の標準使用期間はメーカーにより異なるが、10年が目安。
標準使用期間を超えたボイラーが故障した場合は、修理か買い替えかよく検討しましょう。
続けて不具合が起こるケースが多く、高額な修理であれば交換した方が良いケースが多いです。
交換の場合、新しい給湯器は、今の暮らしに合ったサイズや機能を選ぶと良いでしょう。
元々使っていた給湯器と同メーカーのものを選べば、リモコンやボタンなどが似ているので使いやすいです。
ライフスタイルに合わせた機種選びのアドバイスから交換工事まで、札幌ニップロまでお気軽にご相談下さい。