加湿器の置く場所は部屋のどこがいい?冬に乾燥する理由と、対策も。
2022.12.12 UPDATE
冬は湿度が低く、暖房等を使う事で更に乾燥を感じてしまうことも。
乾燥を防ぐために、加湿器を使用する方も多いのではないでしょうか?
実は、加湿器は置く場所によって効果が変わってしまうこともあるのです。
空気の乾燥によって、お肌や健康のトラブルに繋がってしまう危険性もあります。冬の乾燥にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
冬はなぜ乾燥するの?
冬場の乾燥の理由ですが、気温が大きく関係しています。
気温が低いほど、空気に含むことができる水蒸気量が減ってしまいます。
そして、室内で暖房をつけて温度を上げても空気中の水分量は少ないまま。しかし、温度が上がることで飽和水蒸気量は増えますので、相対湿度が減って更に乾燥を感じやすくなります。
暖房を行うときは、加湿も一緒に行うことが大切です。
冬の乾燥で健康やお肌トラブルも多くなる?
乾燥した環境では皮膚の水分も抜けやすくなりますので、お肌トラブルが多くなるのも冬の悩みですよね。
一度乾燥肌になってしまうと、ターンオーバーが乱れて回復にも時間を要します。
また、鼻や喉を保護しているバリア機能が弱まり、感染症にもかかりやすくなります。
空気が乾燥していることで、よりウイルスが飛散しやすくなりますので、更に感染症の拡大スピードも速まります。
加湿器の正しい置き場所とは?
冬の乾燥対策で、使用しているご家庭も多い加湿器。
実は効果的に使用するための置き場所のコツがあるのです。
「加湿器のおすすめの置き場所は部屋の真ん中」です。
そして
「床に直置きしないこと」でより効果が高まりやすいです。
大容量のタイプですと、十分に風量があるので部屋中にいきわたりやすいのですが、そうでない場合はテーブルや台などの上に置くのがおすすめ。
温かい空気は上にあがりますので、床付近のおんどは低くなりますよね。
加湿器のセンサーが、同じ水分量では温度が低い方が湿度を高く判定してしまうため、低い加湿量で運転してしまうことがあるのです。
また、部屋の中心部は温度も高く、より多くの水分を含める状態であることも理由の一つです。
加湿器を置いてはいけない場所
窓際や部屋の隅には置かない
窓際は冷えやすいので、特に結露が発生しやすく加湿器を置くのはおすすめできません。
部屋の隅におくと、湿度が部屋全体に行き渡らないため、湿度が安定しません。
また、壁やカーテンに加湿器から出る水分が当たり続けることで、カビの原因になることもあります。
電化製品の近くに置かない
テレビやパソコンなど電化製品は水分に弱いため、壊れてしまう恐れがあります。
エアコンの風が直接当たる場所に置かない
エアコンで暖房しているご家庭もありますが、併用する場合は置き場所に注意しましょう。
風が直接加湿器に当たると、加湿器本体が温まり温度センサーが誤作動して正常な運転ができなくなってしまう場合があるので注意が必要です。
エアコンを併用している場合、加湿器に直接風が当たらない位置、かつ加湿器からの空気が風に乗る位置に置くのがおすすめです。
いかがでしたか?
加湿器を効果的に使って、健康や美容の大敵である乾燥対策を行いましょう!
置き場所によっては、カビの発生原因となることもあるので注意しましょう。