トイレ掃除のやり方を解説!用意するものやコツ、汚れを防止する方法をご紹介
2024.02.05 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
トイレは汚れがたまりやすいので、しっかり掃除したい場所です。
ただ、「自己流で掃除しているけど、掃除のやり方や頻度は合っている?」と、不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、トイレ掃除のやり方を解説します。
トイレ掃除に必要な道具や正しいやり方、トイレ掃除のコツなどをご紹介します。
目次
トイレ掃除を始める前に!用意するものは?
まずはトイレ掃除に必要な道具を確認しましょう。
トイレ掃除の基本グッズは次の3点です。
- トイレブラシ
- トイレ用お掃除シート
- トイレ用中性洗剤
トイレブラシ
トイレブラシはスポンジタイプよりもブラシタイプ、半球形だと便器のフチの裏なども掃除しやすいです。
硬すぎるものは便器を傷つけることがあるので避けましょう。
トイレ用お掃除シート
トイレ用お掃除シートは厚手のものが扱いやすく、破れにくいのでおすすめです。
使い捨てタイプのシートは「トイレに流せる」と表記があるものもありますが、詰まりの原因になる可能性もあるため、流すのを禁止しているトイレメーカーもあります。
流しても良いトイレの場合も、たくさん流すと詰まってしまうため、必ず1枚ずつ流すようにしましょう。
ちなみに、トイレットペーパーを使って掃除されている方は、使い方に注意が必要です。
トイレットペーパーでから拭きをすると、ペーパーの繊維がトイレを傷つけてしまう可能性があります。
サッとトイレットペーパーに洗剤を付けて拭くのは問題ありませんが、破れやすくなってしまうため、専用のお掃除シートを使うのが便利で安心です。
トイレ用中性洗剤
トイレ用洗剤には中性、酸性、アルカリ性のものがあります。
キッチンなどの油汚れに比べると、トイレの汚れは比較的落ちやすいため、中性洗剤で十分対応できます。
以上3つが基本の道具ですが、状況に合わせて以下のようなものも用意すると良いでしょう。
- 使い捨て手袋
- スポンジ
- 消毒用エタノールなどの除菌アイテム
- 重曹、セスキ炭酸ソーダまたは、市販のアルカリ性アイテム
- クエン酸または市販の酸性洗剤
なお、トイレ洗剤には「酸性タイプ」と、強アルカリ性の「塩素系」などがあります。
酸性のものと塩素系のものを一緒に使ってしまうと、有毒な塩素ガスを発生させ、大変危険です。
取り扱いには十分注意してください。
トイレ洗剤のパッケージに「まぜるな危険」と書かれているものもあるので、使用前に確認しましょう。
正しいトイレ掃除のやり方
トイレ掃除は、トイレ本体、壁、床の順に掃除しましょう。
汚れや雑菌を広げないために、上から下へ順番に取り組むのが基本です。
基本のトイレ掃除
掃除の基本的なやり方と順番は以下の通りです。
①タンクの外側を拭く
まずはトイレ用お掃除シートでタンクの外側を拭きます。
シンクやレバーも忘れずに拭きましょう。
②便座の裏表、便座を上げた便器部分を拭く
トイレ用お掃除シートで便座を拭きます。
便座の裏表、便座を上げた便器部分、便器と便座の接続部分も拭きましょう。
③便器の中に洗剤を振りかけ、トイレブラシで汚れをこすり落とす
便器のフチ裏の部分は汚れがたまりやすいので特に念入りに掃除を行いましょう。
便器の内側に黒ずみがある場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどアルカリ性の洗剤を使います。
市販のトイレ用アルカリ性洗剤を使うのも手軽でおすすめです。
④便器の外側、便器のフチ裏を拭く
トイレ用お掃除シートで便器の外側と便器のフチ裏の手が届く部分を拭きます。
⑤壁と床を拭く
壁は床から腰の高さくらいまでが汚れやすいです。
また、床は便器のつなぎ目、床材の目地などに汚れがたまりやすいので念入りに拭き上げましょう。
トイレタンクの掃除
トイレタンクの中には水がたまっているため、汚れがたまるとカビが生えやすいです。
月1回くらいのペースで掃除することをおすすめします。
手順は、以下の通りです。
- トイレ用お掃除シートでタンクの外側・フタを拭く
- 止水栓を閉める
- タンクの内側をトイレ用中性洗剤とスポンジを使ってこすり洗う
- 止水栓を開ける
- 水を流す
トイレタンクのフタがシンクになっている場合は、水垢がたまっている場合があります。
その場合は中性洗剤か、アルカリ性汚れである水垢に効果のあるクエン酸などで掃除をしましょう。
トイレ掃除のコツ
普段からこまめに掃除をすることで、トイレをきれいに保つことができます。
便器、床、壁に汚れを見つけたらすぐに拭き取る、便座を毎日サッと拭く、この2点を心がけるだけで、汚れがたまりにくくなります。
便器の汚れを拭く程度の掃除を毎日行なっていれば、全体的な掃除は週に1回程度、トイレタンクやそのほか細かい部分は月1程度の頻度でもOKです。
汚れがたまっていなければ定期的な掃除も大変にはなりません。
トイレ掃除で見落としやすいポイント
全体的なトイレ掃除では、便器以外のこんなところもしっかり掃除しましょう。
手垢や水ハネ、ホコリなどがたまっている可能性があります。
- ドアノブ
- ペーパーホルダー
- 収納棚
- トイレブラシ
- 換気扇
- パネルヒーター
特にトイレブラシはどうしても汚れや雑菌などがたまりやすいです。
月1回程度で、酸素系漂白剤でつけ置きするのがおすすめです。
粉末の酸素系漂白剤を40~50度℃のお湯に溶かしたものをバケツなどの容器に入れ、トイレブラシを30分程度つけ置きします。
また、トイレにパネルヒーターがある場合は、パネルヒーターの掃除も忘れずに行いましょう。
トイレのパネルヒーターは水ハネや尿ハネなどで汚れやすく、汚れを放置しているとサビの原因にもなります。
固く絞った湿った布などで汚れをしっかり拭き取り、その後乾いた柔らかい布で水分を拭き取ってください。
特に水気の多いトイレのパネルヒーターのサビは進行が早く、最悪の場合、パネルに穴が開き、中の不凍液が漏れ出してしまうこともあります。
サビが生じないよう、日頃のお手入れを徹底するとともに、サビが生じてしまった場合は早めの交換を検討しましょう。
こちらのコラムでも詳しくご紹介しておりますので、ご参考ください。
トイレの換気扇も、現在の住宅では24時間稼働しているものが多く、放置しているとホコリがたまってしまいます。
換気扇の電源を切り、カバーとフィルターを取り外してホコリを取り除きましょう。
換気扇の掃除方法はこちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
札幌ニップロでは、清掃のプロによるトイレの清掃をはじめ、トイレのパネルヒーターの点検や交換、換気扇の清掃・点検・交換も可能です※。
不具合や老朽化などが気になる場合も、ぜひご相談ください。
※札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)。その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!
トイレの汚れを予防する方法
トイレに汚れがたまるのを防ぐには、日々のこまめな掃除が大切です。
便座や便器の汚れに気付いたら都度、サッと拭くだけでもきれいをキープしやすいです。
便器の中に汚れがつきにくくなるコーティング剤を使うのもおすすめです。
よく使われているものでは、スタンプタイプとスプレータイプがありますよ。
スタンプタイプは便器に直接スタンプし、効果は2週間程度。
スプレータイプは便器内の水気を拭き取ってからスプレーして、効果は1カ月程度です。
どちらも便器を掃除してから使いましょう。
また、便器と床のつなぎ目を埋めるコーキング剤やトイレ用の隙間シートもあります。
これらを使用すると、便器と床のつなぎ目に汚れがたまりにくくなります。
掃除を忘れがちなパネルヒーターは、使用しない時期はカバーをかけて汚れを防止できます。
便利なアイテムを上手に使って、トイレをきれいに保ちましょう。
トイレ掃除のやり方を確認してトイレをきれいに保とう
トイレ掃除は、トイレ本体、壁、床の順に、上から掃除するのが基本のやり方です。
サッとひと拭き程度の簡単な掃除を毎日していれば汚れはたまりにくく、全体的な掃除は週1回程度、細かい部分は月1程度で問題ありません。
使い捨てタイプのトイレ用お掃除シートやトイレブラシを使うと便利です。
便座、壁、床以外にも、ドアノブや収納棚、換気扇、パネルヒーターなどは意外に汚れがたまりやすく見落としやすいので、忘れずに掃除しましょう。
便器に汚れがつきにくくなるコーティング剤などを使うと、さらに掃除の手間が省けます。
正しい掃除方法と便利なグッズを活用して、清潔できれいなトイレをキープしましょう。
札幌ニップロでは、清掃のプロによるトイレの清掃をはじめ、トイレのパネルヒーターの点検や交換、換気扇の清掃・点検・交換も可能です※。
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