突然の断水!トイレはどうすればいいの?
2018.06.19 UPDATE
昨日突然、「大阪北部地震」が関西を襲いましたね。断水やガスの供給も止まってしまい、当たり前だった生活ができない状況になってしまった方も多くいらっしゃいます。身近なところでも、今年の3月、札幌市清田区の一部地域で大規模断水が発生しました。突然断水になった場合、どうしたらいいか分からないという方も多いかと思います。
家ではお風呂や料理などさまざまなシーンで水を使いますが、断水になって一番困るのは「トイレ」ではないでしょうか?とくに、小さなお子さんがいる方は、なかなか大人のように我慢することが難しいので、困ってしまいますよね。
今回は、ぜひ知っておきたい!断水時のトイレの使用方法についてご紹介します。
断水になると、水が使用できないため通常の便器洗浄ができなくなります。そんなときは、バケツなどで水を汲み、便器内に直接流すことで洗浄ができるんです。
詳しい手順は、
① オート便器洗浄やオート開閉機能がある場合、断水中はそれぞれのオート機能は「切」にします。
② 便座・便ふたを両方あげます。
③ バケツ一杯分の水を一気に流し込みます。
汚物が流れた後は、トイレの中に水をゆっくり注いで、溜めておきましょう。なお、トイレ使用の3回に1回は多めの水(バケツ2杯分)を流すことで、排水管の途中に汚物が停滞することを防ぎます。こちらの方法は、断水だけではなく停電時に活用できますよ!
しかし、計画断水や断水になった際にお風呂に水が溜まっていたなど、大量の水を確保できる場合はよいですが、そうではない場合はなかなかこの方法は難しいかと思います。
そのようなときは、災害時に役立つ「携帯用トイレ」を準備していると安心です。いざというときのために、さまざまな対処方法を備えておきましょう!