人が一日に摂取する空気量は?空気と健康の関係
2019.08.31 UPDATE
こんにちは!北海道の暖房設備や換気設備の一貫サポートを行う札幌ニップロです。
突然ですが、みなさんは健康のためにどんなことに気をつけていますか?
食べ物の産地に気を使ったり、できるだけ無農薬野菜を購入するようにしたり、名水を汲みに車を走らせたりと、食べ物や水を吟味して取り入れている方も多いのではないのでしょうか?
体に入るものだから、自分や家族のために十分気をつけたいですよね。
しかし、人が食べ物や水の何倍も摂取しているものがあるのをご存知でしょうか?
人が摂取する物質の大半は「空気」!
実は、人は食べ物や水の何倍もの空気を摂取しています。
村上周三著「住まいと人体ー工学的視点から」によると、人の物質摂取量(重量比)をみると、
食べ物……………7%
飲料………………8%
外気………………5%
産業排気…………9%
公共施設の空気…12%
室内空気…………57%
その他……………2%
といったように、食べ物や飲料に対して空気はなんと83%も摂取しています。そして、中でも半分以上を占めるのが「室内空気」57%。室内空気だけでも、実に飲食物の約4倍の量を摂取しているんです!
空気は健康にどんな関係がある?
そうなると、気になるのが空気と健康の関係です。食べ物や飲み物にどんなに気を使っていても、なかなか空気まで考えが及ばない場合がほとんどです。
しかし、近年は微小粒子物質(PM2.5)や黄砂が深刻な状況になっていることもあり、大気汚染とそれに伴う健康への注目度も上がっています。
人がなによりも摂取している空気が汚れていると、体調不良を引き起こし、それが重症化してしまう場合もあります。
また、お子様の場合は化学物質の関与により、小児のアトピーやぜん息といったアレルギー疾患を発症してしまう恐れも。
私たちは24時間空気を吸い続けますが、中でも圧倒的に摂取量が多いのが室内空気です。
ですので、室内の空気をきれいに保つことは、きれいな空気を大量に体に取り入れることができ、健やかで快適な暮らしに繋がっていきます。
室内空気をきれいに保つためには
室内空気をきれいに保つためには、計画的な優れた機械換気「24時間換気システム」が重要になります。
24時間換気システムは、2003年に建築基準法が改正された際に、全住宅に取り付けが義務化されました。
24時間換気システムは窓を開けて行う換気とは違い、天井裏に取り付けた機器によって強制的に室内の空気を入れ替えるため、住宅全体が快適な環境に保たれるシステムです。
しかし、24時間換気システムも機械のため、使い続けると汚れてしまいます。換気の機械自体が汚れていると、知らないうちに汚い空気を吸い続けているかもしれません。
健康的な毎日を過ごすために必要なきれいな空気を作り出すためには、24時間換気システムの清掃が大切になっていきます。
札幌ニップロでは、24時間換気システムの設備を清掃する「空気のクリーニング」を行なっています。
しかし、換気設備は天井裏や壁の中など普段目にしない部分にありますので、汚れているのかどうか見分けるのが非常に難しいです。
そこで!
まずは弊社のスタッフがご自宅にお伺いし、お客様のおうちの状況を確認しながらアドバイスをさせていただく「換気の無料相談」を実施中!
清掃を行うかは、この時点で決める必要はありませんので、気になる方はお気軽に札幌ニップロまでお問い合わせください!