トイレが寒いのはパネルヒーターが原因?交換が必要な症状や対策も
2024.12.18 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
寒い時期になると特に気になるのが、トイレの寒さ。
トイレにパネルヒーターを設置しているのに、「あまり暖かくない」と感じていませんか?
トイレが寒いと落ち着かないですし、ヒートショックにつながるおそれもあります。
今回のコラムでは、トイレの寒さ改善のためにパネルヒーターをチェック!
トイレのパネルヒーターについて、修理や交換が必要な症状や長く使うためのお手入れの方法などを解説します。
快適なトイレ空間をつくるためにも、ぜひご覧ください。
目次
パネルヒーターがあるのにトイレが寒い原因は?
多くの家では、日当たりの良い方角はリビングやダイニングを優先して配置するため、トイレは日当たりの悪い場所に配置されることが多いです。
そのため、どうしてもひんやりとした空間になりがちです。
窓から冷気が入り込んだり、壁や床材がタイルだったりするとより一層寒く感じるでしょう。
寒いトイレは暮らしの快適さを損なうだけでなく、暖かい部屋との温度差によるヒートショックの心配もあります。
セントラルヒーティングの住宅で、トイレにパネルヒーターがあるにも関わらず寒さを感じる場合は、本体がしっかり温まっているのか確認してみましょう。
パネルヒーターが温まらない原因は?
トイレのパネルヒーターの温まりが悪いときは、不具合が発生しているケースもありますが、正常な状態でもそういったことが起こる可能性があります。
症状を確認してみましょう。
使い方や設定で改善されるケース
セントラルヒーティングは、ボイラーで温めた暖房用不凍液を家中の放熱器(パネルヒーターや床暖房)に循環させて、放熱によって家全体を温める仕組みです。
パネルヒーターに熱い温水が流れる状況ですと、どんどん室温が上昇していくため、部屋ごとの温度は「サーモバルブ」という部品で上限温度を設定しています。
設定した室温になると、サーモバルブの調整弁が作動してパネルヒーターへの温水の流入を止めます。
そのため、ボイラーの温水温度の設定や、サーモバルブのメモリが低すぎたりすると、トイレや部屋が寒いと感じることがあります。
設定方法についてはこちらも参考にしてください。
セントラルヒーティングの温度設定はどのくらいが目安?調節のコツを解説
部品の交換や修理が必要な症状は?
以下のような症状がある場合は、部品の交換や修理が必要です。
サーモバルブを最大にしても温まらない
部屋の上限温度を設定するサーモバルブですが、実は消耗部品なのです。
長く使用することで、温度調整の役割が正常に作動しなくなってしまうこともあります。
例えば、メモリを最大にしても温まらない、逆に絞っているのに部屋が暑くなりすぎる場合は、交換時期かもしれません。
流水音が聞こえる、一部分だけ温まらない
パネルの一部分が温まらなかったり、パネルから流水音が聞こえる場合は、内部に空気が溜まっている可能性があります。
その場合、エア抜きや不凍液の交換により改善することがあります。
パネルヒーターが温まらない不具合については、「パネルヒーターが温まらない・半分冷たいのはなぜ?原因や対処法を解説!」でも解説しておりますので、参考にしてください。
ただし、パネルヒーターに亀裂や液漏れなどが見られる場合は、早めの対処が必要です。
パネルヒーター本体の交換が必要な症状は?
前述したように、修理や使い方で温まりが改善することもありますが、パネルヒーターに以下のような症状がある場合は、修理ではなく交換対応となるケースが多いです。
- 表面にサビが発生している
- パネルに穴や亀裂が見られる
- 液漏れがある
パネルヒーターの見た目に明らかな異常が発生している場合は、内部でも症状が進行しており、修理が難しい場合が多いです。
パネルヒーターから液漏れしていたら早めに交換を!
パネルヒーターから不凍液が漏れている場合は、早急な対処が必要です!
パネルヒーターから不凍液が漏れていることに気づいたら、まずは、以下のどこから液漏れしているのかをチェックしましょう。
- パネルヒーターの溶接部分
- 配管の接続部の継ぎ目
- 温度を調節するバルブ(メモリが付いたハンドル部分)
液漏れが発生している場合は、早めに設備の専門業者へご相談ください。
札幌ニップロでも、トイレのパネルヒーターの修理や交換を承っています。
配管からの液漏れの場合は修理が可能です。
パネルヒーターの本体からの液漏れの場合はパネル交換となります。
パネルヒーターの液漏れチェックや修理費用の目安など、こちらのコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
パネルヒーターの液漏れチェックポイント!修理の方法や費用の目安も。
最近ではデザイン性の高いパネルヒーターも多く登場しています。
リフォームなどで壁紙や床を交換するタイミングで、パネルヒーターも色を合わせて新調することで、こだわりのおしゃれ空間が実現します。
トイレのパネルヒーターだけでなく、もちろんリビングなどの広い部屋のサイズの取扱いもございます。
施工事例でも紹介しておりますので、ぜひご参考ください。
オーダーメイドやセミオーダーで、パネルヒーターの色、形状、サイズなどを自由に選べる商品もあります!
こちらのコラムでご紹介していますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
おしゃれなパネルヒーターで理想のインテリアに♪カラーやサイズも選べるセミオーダーメイドも可能!
セントラルヒーティングは定期的な不凍液交換が必要な暖房システムです。
一般的には、3~4年に1度の業者による点検と不凍液の交換を目安にしておくと良いでしょう。
トイレのパネルヒーターが汚れやすい原因とお手入れ方法
パネルヒーターは、薄型で省スペースなデザインが特徴で、コンパクトなトイレ空間にぴったりの暖房設備です。
火事ややけどのリスクも低く、安全性の高さも魅力の一つです。
ただし、トイレのパネルヒーターは、尿や水分の飛び散りによるサビが発生しやすいことに注意が必要です。
サビや腐食は、パネルの損傷や故障の原因となりますので、こまめなお手入れが重要です。
パネルヒーターの基本のお手入れ方法
基本のお手入れは、パネルヒーターの表面やバルブを柔らかい布で拭き取ればOK。
汚れが気になる場合は、固く絞った布で水拭きをします。
水分が残ってしまうとサビの原因になるため、最後は必ず乾いた布で水分を拭き取りましょう。
特に、トイレのパネルヒーターは汚れやすいので、こまめなお手入れをおすすめします。
パネルヒーターを使わない夏の時期は、カバーをかけて汚れを防止するのも効果的です。
パネルヒーター掃除には「スキマクリーナー」が便利
隙間や壁の間のほこり掃除には、札幌ニップロで取り扱っている「スキマクリーナー」が便利。
ショートタイプ(80cm)とロングタイプ(110cm)の2タイプを取り扱っています。
スキマクリーナーは、狭い隙間に入り込んでほこりをしっかりキャッチ。
ほこりを舞い上げることなく、簡単に隙間の掃除ができます。
パネルヒーター以外にも、手の届きづらいカーテンレールのお掃除などで活躍します!
パネルヒーターのお手入れ方法やスキマクリーナーについては、こちらのコラムでも解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
暖かいトイレを保とう!パネルヒーターの修理・交換は札幌ニップロにおまかせ!
トイレは日当たりの悪さや窓からの冷気の侵入などで、寒くなりがちな空間です。
セントラルヒーティングの住宅ではパネルヒーターを設置しているケースも多いですが、それでも寒さを感じるなら、本体がしっかり温まっているか確認しましょう。
パネルヒーターが温まっていない場合は、部屋が十分に暖まったと判断され、放熱が停止している可能性も。
パネルの一部分だけが温まらなかったり、水の流れる音がする場合は、エア抜きや不凍液の交換で改善することがあります。
パネルヒーターの温まりが悪く、亀裂や液漏れが発生している場合は早めにご相談ください!
札幌ニップロでも承っております。パネルヒーターやボイラーなど、セントラルヒーティングのことでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
最近は、デザイン性の高いパネルヒーターも増えているため、パネルヒーターを新調することで、おしゃれな空間を実現することもできますよ!
また、汚れのつきやすいトイレのパネルヒーターは、こまめなお手入れが大切です。
パネルヒーターを適切に使用して、快適なトイレ空間を保ちましょう!
札幌ニップロでは暖房の修理、交換、メンテナンスに関するご相談を承っております。
札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)でご検討の方は、ぜひ一度札幌ニップロにご相談ください!
※その他のエリアのお客様もご相談ください!