冬のエアコン暖房の設定温度の理想は？節約しながら快適に過ごす方法

＼こんにちは！住まいの設備会社札幌ニップロです／

今回は冬のエアコン暖房で電気代を節約しながら快適な室内にするためのコツをご紹介します。

そもそもエアコンって電気代が高いんじゃないの？と思う方もいらっしゃるかと思います。

しかし、実は部屋全体を暖めるなら、エアコンはコスパが良い暖房設備です。

それでは、どのようにエアコンを使用する事で節約になるのか見ていきましょう。

電気代を節約しながらエアコン暖房を使用する方法

エアコン暖房時は室温が20℃になるように設定

環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すために、冬は20℃とすることを推奨しています。
こちらは設定温度ではなく、冬の室内温度の目安となります。

まずは室温が20℃になるようにエアコンの温度設定をしてみましょう。

エアコンの風向きを下向きに設定する

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい性質を持っています。

部屋の上部の方へ暖かい空気がいってしまい、肝心の「人がいる場所」が寒い…という事が起きてしまいます。

そんな時はエアコンの風向を下向きに設定してみましょう。下に向かって暖かい空気を送ってあげることで効率的に部屋全体を温めることができ、結果的に電気代の削減につながります。

風量は自動に設定する

風量設定は「自動」に設定するのが一番省エネです！

たとえば、設定温度に達してないのに風量を抑えた設定にしてしまう事で設定温度に達するまでに時間がかかり、余計な電気代がかかってしまう事も…

自動運転にしておけば、エアコンが最も効率的な方法で運転してくれます。

フィルターの掃除はこまめに行う

エアコンのフィルターはこまめに掃除をしましょう。

エアコンのフィルターが目詰まりしていると熱交換効率が下がり、空気が暖まりにくくなります。結果的に室温が上がるまで時間がかかり、その分無駄な電気代がかかってしまいます。

フィルター部分は汚れやすく、毎日エアコンを使用している場合は2週間に1回の目安でフィルター掃除を行うのがおすすめです。

室温が目安の20℃に達しているのに、なんだか寒いと感じる時の対処法

室内の湿度を上げる

湿度が10％上がれば、体感温度は1℃上がると言われており、同じ温度でも湿度の高さで体感温度が大きく異なります。

また、エアコン暖房で乾燥しがちな部屋を加湿することで快適性を高めるメリットも！

エアコン暖房を使っているときは加湿器も稼働させ、温度と湿度をコントロールしましょう。室温20℃で湿度50％前後まで上げることができれば体感温度も変わります。

湿度が低いと蒸発が起こりやすく、体から水分を奪ってしまうので体の熱が下がってしまい寒く感じます。 反対に同じ温度でも湿度が高いと汗の蒸発がおさえられ、体に熱がこもるため暖かく感じます。

体感温度の違いについて、こちらの記事もご参照ください♪

体感温度の違いを知って快適に！夏と冬、湿度と温度の関係は？

サーキュレーターを併用する

暖かい空気は上に溜まる性質があるため、暖かい空気を室内全体に循環させましょう。

サーキュレーターは上向きの状態で使用しましょう。暖かい空気は上に溜まるため、天井に向かって風を送ることで、部屋全体に暖気を届けることができます。

空気を循環させることで、エアコンの稼働を効率化することができ、節約の効果もあります。

窓の断熱対策をする

窓は家の中で熱の出入りが一番多い場所なので、「窓」を中心に寒さ対策を行うのが効果的です。

自分でできる方法としては、

・断熱シートを貼る
・断熱カーテンを取り付ける
・隙間テープを貼る

等があります。思い切って断熱窓へ交換してしまうという手も。

詳しくはこちらの記事もご参照ください。

窓周りが寒いときの対策は？対策が必要な理由やリフォームの選択肢も

 

暖房費を節約しながら快適に過ごそう！

エアコン暖房の節約となる使用方法と、それでも寒さを感じる場合の対策をご紹介しましたが、お住まいの地域や、建物の断熱性等によっては対策を行っても寒く感じる事も…

せっかく部屋を暖めても建物の断熱性が低く暖めた室内の空気が外へ逃げてしまう等、すぐに対策が難しい場合もあります。

どうしても寒さを感じる場合は無理をせず、設定温度を少し上げて自分が快適に感じる室温を作ることも大切です。

札幌ニップロでは、寒冷地エアコンの設置、また二重窓の設置や断熱効果の高い窓ガラスや窓サッシへの交換など、窓の断熱リフォームにも対応しています。

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