ボイラーの寿命は10年って本当?長寿の秘訣や寒冷地ならではの注意点も
2021.06.03 UPDATE
毎日頑張って動いてくれている「ボイラー」ですが、調子はいかがでしょうか?
年数が経過してくると、燃焼音が大きい気がしたり、温度調整が不安定になったり、気になる症状が出てきますよね。
今回は、暖房ボイラーの寿命と、長く使う為のポイントを開設します!
ボイラーに寿命ってあるの?
給湯器も暖房ボイラーも、一般的に標準使用期間は10年間に設定されている機種がほとんどです。
しかし、10年間修理やメンテナンス無しで使用できるかというとそうではありません。
特に、北海道などの寒冷地では、セントラルヒーティングの別名は「24時間暖房」とも呼ばれ、その名の通り厳冬期は24時間つけっぱなしで使用するため消耗品の摩耗が進みます。
その為点火プラグやフレームロッドといったボイラー消耗部品は、早いサイクルで交換が必要になります。
暖房ボイラーを長く使うためには?
ボイラーを長く使うためには定期的な点検が大切です。
特に、消耗部品は点検時に状態を知ることができるため、突然の故障が起こる前の早めのご提案が可能です。
気になるのは必ず交換が必要になる「消耗部品」の交換費用。
ボイラーの点検と同時に行えば出張費や工賃などに割引されるケースが多いです。
暖房ボイラーの点検内容について、詳しく知りたい方はこちらを参考にして下さい。
暖房給湯一体型の電気ボイラーをご使用中の場合は注意!
ボイラーが突然故障すると、気になるのが費用と工事までの時間。
特に、暖房給湯一体型の電気ボイラーはほとんどのメーカーで廃番になりました。
まだメーカーに修理部品の在庫はあるものの、市場の縮小により部品の取り寄せや修理までに時間がかかってしまっているのが現状です。真冬に暖房が使えないのは一刻を争うのでかなり心苦しい状況です。
ボイラーは決して安い商品ではないので壊れていないのに交換するのは躊躇してしまうかもしれませんが、暖房シーズンに入る前に光熱費の試算や見積などをしておき、いざとなったときにどういった方法をとるのかは検討しておくことをおすすめします。
そうすれば突然故障!修理できない!となったときにも、慌てずに対処できます。
電気ボイラーをご使用中の方はこちらも参考にして下さい。
→ 電気代が高い!ボイラー交換を検討しているなら光熱費を試算して検討しよう
暖房ボイラーの事なら、札幌ニップロにお気軽にお問い合わせください!