パネルヒーターの撤去は可能!流れや費用の目安も詳しくご紹介
2022.09.01 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
火を使わないことから安全性が高く、北海道の新築住宅では設置するご家庭が増えているパネルヒーター式暖房。
全ての部屋にパネルヒーターを設置したものの、使っていない部屋のパネルヒーターを撤去したいと考えている方はいらっしゃいませんか。
パネルヒーターは撤去することができます!
今回はパネルヒーターの撤去についてご紹介します。
撤去工事の流れや費用の目安なども詳しく解説しますので、パネルヒーターの撤去をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
パネルヒーターの撤去は可能?流れや料金は?
パネルヒーターとは、ボイラーで温めた温水をパネルへ循環させて、輻射(ふくしゃ)熱を放出することで部屋を暖める暖房器具。
輻射熱とは、遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱のことで、空気を汚さずに部屋を暖めることができます。
本体が高温になりにくく、火を使わないため火事や火傷の危険が低いことから、安全性が高い暖房器具といわれています。
北海道の新築住宅でもパネルヒーターを設置するご家庭が増えていますが、パネルヒーターの老朽化やパネルヒーターを使用していないなどの理由から、撤去したいという方もいらっしゃいます。
パネルヒーターは撤去することが可能です!
パネルヒーター撤去の大まかな流れは以下の通りです。
- セントラルヒーティングシステム内にかかっている圧力分の不凍液を抜く
- パネルヒーターと配管の接続部分をゆるめて、パネルヒーター本体を取り外す
- パネル内に入っている不凍液を抜きパネル内を空にする、もしくは出てこないようにした状態で外へ運ぶ
- 壁もしくは床についているパネルの固定金具を外す
- 壁に配管がついている場合は、不凍液が漏れないように処理する
床に配管がついている場合は、床上に配管をつなげて残すか、床下に配管を落として隠し、配管同士をつなぐ - 1で抜いた不凍液を元に戻し圧力調整し、不凍液漏れがないかチェックして完了
パネルヒーターをまた設置して使う可能性のある方は、床上に配管をつなげて残すと次回の取り付けがスムーズにいきますよ。
パネル1枚あたりの撤去の時間はおおよそ40分〜50分程度。
パネルヒーターの撤去にかかる費用の目安は、例えば札幌ニップロの場合だと床上に配管を残す場合は15,000円〜25,000円程。
床下に配管を落として隠す場合は20,000円〜25,000円程ですが、2階の場合はこの処理はできません。
パネルヒーター撤去のメリット・デメリットは?
パネルヒーターを撤去するメリットは、パネルヒーターがないことで部屋がすっきり見え、その場所に置けなかった家具なども置けるようになって模様替えがしやすくなること。
パネルヒーターがあると壁の大部分をパネルヒーターが占めてしまうので、家具の配置に悩まれる方も多いです。
また、掃除が楽になることもメリットです。
パネルヒーターは隙間にホコリが溜まりやすいので、掃除が大変です。
掃除の負担が減るのは嬉しいですよね。
デメリットは、パネルを固定していた金具の跡や変色したクロスが見えてしまうので、クロスの張り替えなどが必要になるケースもあること。
また、暖房器具がなくなることで部屋が寒くなり、結露する可能性が高くなることもデメリットといえるでしょう。
パネルヒーターを撤去した後におすすめの暖房器具
パネルヒーターを撤去した後に、どんな暖房器具を使ったら良いのか迷うという方もいらっしゃるでしょう。
暖房器具は使うシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
リビングなど広い範囲を暖めたいときには、エアコンがおすすめ。
暖房器具を頻繁に使う部屋ではない場合は、ポータブルタイプのパネルヒーターやオイルヒーター、電気ストーブ、セラミックファンヒーターなどを選ぶと、暖めたい部屋に移動させて使うことができるので便利です。
ペットやお子さんがいらっしゃる部屋で使いたいなら、火傷の心配が少ないオイルヒーターが安心ですよ。
オイルヒーターは風が発生しないので、ホコリが舞わないのもうれしいポイントです。
素早く暖めたいときには、速暖性に優れている電気ストーブを選ぶと良いでしょう。
また、こたつや電気カーペットなどの暖房器具を併用すると効率良く暖められますよ。
パネルヒーターの撤去は可能!自宅に合った暖房器具を選ぼう
火を使わないことから安全性が高く、北海道の新築住宅では設置するご家庭が増えているパネルヒーター式暖房。
必要なくなったパネルヒーターは撤去することが可能ですよ。
撤去作業の時間の目安はパネル1枚あたり40分〜50分程度で、金額目安は札幌ニップロの場合だと15,000円〜25,000円程です。
パネルヒーターを撤去することで部屋がすっきり見え、その場所に家具が置けるようになったり、パネルヒーターの掃除の負担が減るなどのメリットがありますよ。
パネルヒーターの撤去後に使う暖房器具は、エアコンやポータブルタイプのパネルヒーター、電気ストーブ、オイルヒーター、セラミックファンヒーターなどもおすすめです。
こたつや電気カーペットなども使うと、部屋を効率よく暖めることもできますよ。
ご自宅に合った暖房器具を選んで、快適に冬を過ごしてくださいね。
札幌ニップロではパネルヒーターの撤去の他、暖房修理やボイラー交換なども承っています。
札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽)対応が可能です。
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