電気代が高い!ボイラー交換やリフォームを検討しているなら、光熱費を試算して選択しよう
2021.03.15 UPDATE
今年の冬も暖房を使ってみて、
「ああ〜やっぱり冬の暖房代は高かったな〜。」
と改めて暖房費の負担を感じている方は多いのではないでしょうか?
特に、新築の時に選んだセントラルヒーティングの熱源(ガス・灯油・電気)によって光熱費の負担も様々かと思います。
特に、震災以降は電気料金の値上がりが続き、誰もが予想をしなかった状況になっています。
時代の流れは予測できないものですよね。
目次
エネルギー再選択のタイミング
でも、一度設置したセントラルヒーティングの熱源を変更したくても、大掛かりだしイニシャルコストもすごくかかってしまいそうですよね。
それなら、「今のまま我慢した方がよいのでは?」と思い込んでしまっていませんか。
実は、今のパネルヒーターのままでもガスや灯油への変更が可能なんです。
ただし、暖房ボイラーや給湯器などは、エネルギーに合わせた機種を選択する必要があります。
かかる費用としては、このボイラーの入替にかかる費用が大きいので、例えば「そろそろボイラーを交換しようと思っている」とか「家のリフォームを検討している」状態でしたら、まさに今が見直すべきタイミングなのです。
とはいえ、住まいによって暖房の使い方はさまざま。
まずは、今の使い方だとどのエネルギーがお得なのかを試算してみるのがベストです。
暖房は、ガスと電気と灯油のどれがいい?
ネットで検索をしていると、オール電化が増えてきているとかメリットがあるという記事もありますが、ほぼ本州での主に電力消費をするのが給湯を目的にしている内容となっています。
確かに、電力の安い夜間にお湯を作り、昼間はなるべく電力を消費しない工夫をすることができれば、光熱費は節約することができるのです。
しかしながら冬の暖房期間の電力消費が多く一日中使用する期間が長い北海道では、このような使い方が難しいのです。そのため、結果的に電気料金の負担が大きくなってしまうのです
それぞれの熱源のメリット・デメリットや向いている家庭の特徴などについては「オール電化とガス併用はどっちが良い?それぞれの光熱費やメリットを比較!」もご覧ください。
電気ボイラーから交換を検討するときの選択肢
現在の北海道では、オール電化からガス化や灯油ボイラーへ切り替えるケースが多いです。
オール電化の住宅では、電気契約をドリーム8とホットタイム22Lで契約されている方がほとんどですが、一度解約すると再契約することができませんので、熱源の入替を検討する場合はボイラーや給湯器の現在までの使用年数を確認しながら検討する必要があります。
暖房ボイラーと給湯器も交換時期の場合
都市ガスエリアなら、エコジョーズ
暖房ボイラー、給湯器どちらも標準使用年数に近ければ、暖房給湯一体型のエコジョーズへの切替がお得なケースが多いです。
都市ガスエリア外なら、灯油ボイラーかプロパンガスのエコジョーズ
住宅条件や選択するボイラーにより条件が異なりますので、どちらがお得か判断するには光熱費試算を一度してみることをおすすめします。灯油ボイラーに入替する場合は、高効率ボイラーと呼ばれる「エコフィール」にするか従来型ボイラーにするかも悩みどころ。こちらも導入費用、維持費用を併せて簡易試算して比較検討することができます!
電化を継続するなら、暖房は灯油+給湯は高効率型の機種
光熱費だけの比較なら、従来型の機種では電気温水器より灯油給湯器の方がお得です。
しかし、実は高効率型の機種で比較すると、灯油型(エコフィール)より電気型(エコキュート)のほうがお得なのです。
光熱費だけ考えると電気型のエコキュートを選んでドリーム8を継続するのがお得です。
入替費用を比較すると、電気型のエコキュート費用が高くなりますが、試算によっては3~4年で回収できる場合もあるのでご自宅にあった方法で交換を検討しましょう!
暖房ボイラーは入替、給湯器はそのまま使う場合
給湯器を入れ替えて年数が浅ければわざわざ交換するのももったいない気持ちもありますよね。
こういった場合は暖房ボイラーを灯油に切替しホットタイム22Lを解約、給湯は電気温水器を残し、ドリーム8を継続するというケースが多いです。
給湯器を残す場合は、必然的に灯油ボイラーの選択になります。エコジョーズは暖房給湯一体型なので、もしガスを選択したい!となった場合は給湯器も一緒に入れ替えることになります。
目先のイニシャルコストだけではなく、光熱費など維持費を試算した上で選択するといいでしょう。
新築または入替工事の場合でも、事前に光熱費シミュレーションを行うことは可能です。
カタログに書いてある「このぐらいお得~」という目安については、本体の大きさが違ったり使い方が違うだけでも実際どのくらいお得なのかは変わってきます。
自己判断ではなく、試算をして慎重に検討するといいですね!
ガス工事にも対応した施工店を選びましょう
入替工事の場合、設備会社によってはガス工事に対応していない場合もあるので、悩んでいる場合は灯油やガスなど全ての熱源に対応している会社を選ぶことをお勧めします。
ガスボイラーの工事ができない施工会社にお願いをしてしまうと、必然的に灯油ボイラーか、そのまま電気ボイラーを使うという選択肢しかなくなってしまいます。
光熱費シミュレーションを行った上でガスと灯油のどっちがお得になるか、それぞれのメリットデメリットを確認しながら納得して依頼できるほうがいいですよね。
札幌ニップロでは、電気・ガス・灯油すべてのボイラーに対応しておりますので、光熱費試算についてお悩みの場合はお気軽にご相談下さいね。
エネルギーの切り替えについてはこちらを参考にしてください。
気になっていたけど、なかなか手をつけられていなかったみなさん。
私たちも試算のお手伝いをさせていただくことはできますので、いつでもお気軽にご相談くださいね。
一緒にお得な暮らしを計画してみましょう!