暖房の修理依頼は使い始めの寒い日に集中します!試運転をして状態の確認をしておこう
2021.09.27 UPDATE
北海道の秋は、肌寒く感じる日も多くなりますよね。
短い夏が終わると冬まであっという間。暖房の出番ももうすぐですね!
今回は暖房シーズン前の「暖房の試運転」についてお話します。
暖房シーズン初めは修理が込み合う?
いよいよ来月には自宅の暖房運転のスイッチを入れる時期ですね!
実は、暖房ボイラーなどセントラルヒーティングの修理依頼に関して、依頼が集中する日があります。
暖房ボイラーに関する修理依頼が集中するのは使い始めの時期の冷え込んだ日、悪天候の日などです。
暖房の使い始めの時期はなぜ修理依頼が集中するのか
まずは、暖房シーズン初めになぜ依頼が集中するか?について解説します。
昨年は問題なく使えていたのに、半年ぶりの運転で不具合が発生することは多くあります。
外気温が急に低くなった日となるのですが、半年間暖房を使用していない状態で寒くなったので暖房スイッチを入れてみると、
「ボイラーの調子が悪い」
「パネルが温まらない」
「エラー表示が出ている」
といったトラブルによる緊急のお電話が集中してしまいます。
当社のサービスマンもできるだけお客様のご要望に応えるべく、総動員で対応していますが、この日ばかりはそれでも追いつかない場合があるのです。
そして、心苦しいことに「寒い日に暖房が使えない状態」のまま修理をお待たせしてしまうこともあります。
また、ボイラーのご使用年数が長い場合には、メーカーからの修理部品の供給が終了しているなどの理由で修理自体ができず、数日後に急遽ボイラーの入れ替え工事を行うといったケースも多くあります。
せっかく新しいボイラーに入れ替えをするのでしたら、いろいろ機能や性能を比較して検討したい方も多いと感じます。
しかし、寒い時期の急なボイラー交換となると機能や価格を吟味する暇もなく、すぐに取り換えができる機種に交換するしかなくなってしまうことになってしまいます。
暖房シーズン前に暖房の試運転をしよう
寒い日にこのような事態をできる限り防ぐために、本格的に暖房スイッチを入れる前に、暖房の運転状態の確認をしていおきましょう。
しばらく暖房ボイラーを燃焼してみて、パネルヒーター、床暖房などが問題なく暖まっていて、リモコンにエラー表示もでていなければ、概ね問題はありません。
暖房ボイラーから変な音や臭いはしないか?
暖房が途中で止まったりしないか?
暖まらないパネルヒーターや床暖房はないか
パネルヒーターから液漏れなどはないか
密閉式の場合は圧力に異常がないか
半密閉式の場合、不凍液が著しく減っていないか
など、暖房設備の状態をひととおり確認しておきましょう。
もし不具合があった場合でも本格的な暖房シーズンになる前に修理を完了することができ、安心して冬を迎える事ができますね。
また、試運転時に問題が無くても、暖房シーズン中にボイラーが故障してしまうことは避けたいと心配な方には、ボイラー内部の点検・分解清掃なども承っております。
自分で点検するのは不安!という方は当社にご相談下さいね。
そんなニップロ事務所にある暖房ボイラーも試運転を行い、問題なく燃焼しております。今年の冬も寒がりな事務員さんたちを、しっかり温めてくれそうです!
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