暖房シーズンの終わりに向けた注意点!時期に合わせたセントラルヒーティングの使い方も
2023.04.23 UPDATE
こんにちは。暖房の札幌ニップロです!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期は暖かくなったな、と思ったら急に雪が降る日もあったりして、戸惑う事が多いですよね。
今回は、暖房シーズンの終わりに向けて、セントラルヒーティングの温度設定や注意点を解説していきます。
目次
設定温度などの目安について
暖房の設定は年中変えないという声もよく聞きますが、外気温に合わせて調整する事が「快適」「節約」のポイントです。
暖かくなってきたら温度の調整を
春は外気温が高いので、厳冬期に設定していたボイラーリモコンの設定温度より、設定数値を低くしてもお部屋が暖まった状態を保てます。
冬の目安は60℃~(レベル表示の場合3~)を推奨していましたが、寒さによって失う熱が少なくなるので設定温度を低めにしても快適性を損なわずに経済的に使用できるのです。
春の目安はだいたい40℃前後(レベル表示の場合1)です。
ただし、寒く感じるときは上げて下さいね!
朝晩だけ寒い日等は、暖かい時間帯は暖房をOFFにする事で節約に効果があります。
タイマー機能が搭載されている機種であれば、有効活用して節約しましょう♪
セントラルヒーティングの温度設定についてはこちらの記事にも詳しく紹介しています。
止めたりつけたりしても問題はないの?
入切による、設備への影響はございませんのでご安心下さい。
外気温が低い冬は、一度おうちが冷え切ってしまうと温めなおすのに時間がかかること、また温め直すのにエネルギーを必要として暖房費の節約には効果がないため、24時間暖房を推奨していましたね。
春先は外気温が高くなり、暖房用温水(防錆不凍液)が温まるまでの時間が短くなります。
そのため、暖かい時は切る、朝晩だけつける、等の使用方法でも快適にお過ごしいただくことができます。
暖房オフシーズンに向けて
暖かい日が多くなってくると、暖房のオフシーズンになります。
一年に一度のことなので、意外と忘れがちな準備についてご紹介します。
使わない間の注意点は?
・暖房ボイラーのスイッチをOFFにしましょう。
・長期使用しない場合は、全てのパネルヒーターの目盛(サーモバルブ)を最大にしましょう。
なんでサーモバルブのメモリを最大にするの?
サーモバルブは、設定した温度を基準に中の弁が閉じたり開いたりする仕組みでパネルヒーターへの暖房用温水(防錆不凍液)の流れを調節しています。
そして、サーモバルブは暖房の運転スイッチのONOFFに関係なく、常に温度を感知して作動しているのです。
例えば、「0」にすると、パネルヒーターの中の弁は閉じた状態のままになります。
この状態が長期間続くと、パネルヒーターの中の弁が固着して部品の破損の原因となることがあるのです。
最大にしておくと、よほどの猛暑でない限りは解放した状態になります。
サーモバルブに負担をかけないために、メモリを最大にしておきましょう。
暖房ボイラーを運転したまま、サーモバルブを最大にしているとお部屋がとても暑くなってしまうので、暖房リモコンのスイッチを切るのは忘れずに?
いかがでしたか?
セントラルヒーティングは時期に合わせた使い方を心がけて、快適な暮らしを手に入れましょう!
その他、セントラルヒーティングについてのおすすめ記事はこちら
ぜひ参考にしてみて下さいね!
札幌ニップロでは、ボイラーや床暖房などの暖房設備の新築施工から修理などアフタフォローまで全て対応しております。お困りの際はご連絡下さい。
以上、札幌ニップロでした!