寝室【18℃以上】で風邪1/4 健康維持の為にできること
2020.03.02 UPDATE
こんにちは、札幌ニップロです。
冬は風邪が流行する季節。
最近では、インフルエンザやコロナウイルスによる新型肺炎等も話題になり、健康維持について気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、健康維持のための室温管理について記事をまとめました。
寝室【18℃以上】で風邪リスク1/4
まずはこちらの記事をご覧ください。
藤野教授は、暖かい部屋にいることで免疫の低下を防ぐことができたとみており、「新型コロナウイルスによる肺炎を含む冬の呼吸器感染症の予防に役立つのではないか」と話している。
海外では室内の温度が低下すると、循環器病や呼吸器疾患が起きやすいとの研究があり、世界保健機関(WHO)は、健康維持のため冬場の室内の温度を18度程度に保つことを推奨している。だが日本の家屋は地域によっては断熱が不十分で、18度を下回ることが多いとの報告がある。
チームは、子どもの寝室での暖房使用と感染症との関係を調べるため、福岡県の暖房を使う12歳以下の子ども156人と、使わない子ども155人の計311人を対象に調査。2018年12月から19年2月までの3カ月間の風邪や発熱の発症状況を比較した。
この結果、暖房を使った子どもは、使わない子どもと比べて、3回以上風邪をひくリスクが0.23倍と小さいことが分かった。3日以上の発熱は0.27倍、インフルエンザの発症は0.55倍だった。
(『日本経済新聞』 2020.2.28)
「室温が低下すると、循環器病や呼吸器疾患が起きやすい」
「健康維持のためには、冬場の室内の設定温度を18度以上に保つ」
なにより、暖房を使っていない家庭だと3回以上風邪をひくリスクが【4倍】インフルエンザも【2倍】という数値がでている事に、おどろきました。
そして、皆様にもぜひ知っていただきたいと思い、色々と調べてみました。
なぜ18℃以下だと健康リスクが高まるのか
【18℃】のポイントは外気温ではなく室温。
就寝時などに冷たい空気を取り込むことで、肺の免疫力が低下してしまう原因になるそうです。
暖かいリビングから、寒いトイレや脱衣所に入る時の寒暖差が血圧を乱高下させる要因になります。
それが毎日繰り返されることで、血管を守ろうとして硬くなり、血圧が上がりやすい状態になってしまうそうです。
部屋ごとの温度差が大きいと、ヒートショックのリスクも高まります。
室内温度と体感温度の違いについて
推奨する設定室温は20℃ですが、少し寒いと感じる人もいますよね。
気温や室温が同じでも、湿度を上げることで体感温度を上げることができます。
これを冬場は上手に活用することで光熱費を節約しましょう。
つまり、室温がいつもより低くても湿度を調整することで、体感温度を適温にすることができます。
暖房は設定室温を1度変えるだけでも、光熱費が変わってきます。
暖房は使う期間も長いですし、寒くない工夫をすることが節約のポイントになります。
湿度は40%~60%が理想と言われています。
加湿器を使う上で、湿度の上げすぎには注意してください。
結露を起こすと、ダニやカビが発生しやすくなってしまいます。
寝室に加湿器を置くことで布団にダニ・カビが発生してしまうのが不安な方は、ガーゼマスク等で喉の保湿をする事をおすすめします。
また、寝室の冷たい空気を取り込むことで、肺の免疫力が低下してしまう原因になります。
暖房代がもったいない…という方も、ガーゼマスクをすることで多少の効果はあるようです。
いかがでしたか?
「寒い部屋で寝ると風邪をひく」というのは、リスクが高くなるという意味では真実だったということですね。
当社では快適な暮らしと健康維持のために、24時間暖房を推奨しています。
ご不明な点などがございましたら、お気軽にご相談下さいね^^