トイレ・洗面所の換気扇は24時間つけっぱなし?電気代や適切な使い方
2023.12.05 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
皆さんはトイレ・洗面所の換気扇をどのように使っていますか?
トイレや洗面所などの狭い空間ではにおいがこもりがちなため、できるだけ換気扇をつけっぱなしにしておきたいと考える方もいれば、電気代が心配で必要なときにだけつけたいという方もいるかもしれません。
トイレ・洗面所の換気扇はどのように使うのが良いのでしょうか。
今回は、トイレや洗面所の換気扇を24時間つけっぱなしにする際の電気代やメリットについて解説します。
換気扇を24時間つけっぱなしにするときの使い方のポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
トイレ・洗面所の換気扇は24時間つけっぱなし?
トイレ・洗面所の換気扇は24時間つけっぱなしにしておくべきかどうか、悩む方もいるかもしれません。
ここではトイレ・洗面所の換気扇をつけっぱなしにするメリットをご紹介していきます。
メリット①不快なにおいを速やかに除去する
トイレ・洗面所の換気扇の重要な役割はにおいの除去です。
特にトイレは狭い空間なので、使用するとにおいがこもりやすくなります。
使用時だけ換気扇を回すのでは、空気が循環するまでに時間がかかり、においはすぐに消えません。
また、トイレのにおいが気になるのは使用時だけではありません。
便器の外を汚してしまった場合や、壁や床などに染みついた汚れが原因でにおいが発生することもあるため、常時、気になるにおいが発生しやすい環境であるといえるでしょう。
換気扇を24時間つけっぱなしにしておくことで、不快なにおいがこもりにくく、空気を清潔に保ってくれます。
メリット②結露やカビの発生を抑える
トイレや洗面所は常に水を使うため、湿度の高い場所です。
そのため、換気されずに湿度が高くなると、結露やカビが発生しやすくなります。
特に木造住宅では、結露が家に深刻なダメージを与える可能性もあるため、注意が必要です。
換気扇を24時間つけっぱなしにすることで湿度を下げることができるため、結露やカビの発生を抑えることができます。
メリット③ホコリを溜まりにくくする
トイレや洗面所のように狭くて風通しの悪い場所は、ホコリが溜まりやすい場所。
トイレではトイレットペーパーから、洗面所ではタオルや衣類などからのホコリが出やすい環境です。
下に溜まったホコリは掃除で取り除くことができますが、人の出入りがあると、ホコリは空中に浮遊します。
そのような浮遊するホコリは、掃除で取り除くのは難しいです。
さらに、換気扇を回さないことで湿気も溜まり、ホコリと湿気が結びつくことで、頑固な汚れになってしまうこともあります。
24時間換気扇をつけっぱなしにして空気を循環させることで、ホコリが定着しにくくなるので、掃除がラクになります。
トイレ・洗面所の換気扇を24時間つけっぱなしにするときの電気代は?
トイレ・洗面所の換気扇を24時間つけっぱなしにすると、「電気代がかさむのでは?」と心配になる方もいると思います。
一般的な住宅のトイレ・洗面所の換気扇は小型のものが多く、消費電力は2〜3Wほど。
仮に3Wで、一般的な電気代単価の31円/kWhで計算すると、1日あたりの電気代は約2.2円となり、1カ月(30日)つけっぱなしにした場合の電気代の目安は約67円です。
1年間では約804円となります。
料金は地域やプランによっても異なりますが、トイレ・洗面所の換気扇を24時間つけっぱなしにしても電気代はそれほど高くはありません。
メリットを考えると、トイレ・洗面所の換気扇は24時間つけっぱなしにしておくのがおすすめです。
トイレ・洗面所の換気扇の使い方のポイント
トイレ・洗面所の換気扇をつけっぱなしにすることで、故障を心配する方もいるかもしれません。
しかし、トイレ・洗面所の換気扇は長時間の連続運転を想定して作られている製品が多いため、基本的には24時間つけっぱなしにしていることで故障につながることはありません。
ただし、換気扇に全く不具合が起こらないわけではありません。
換気扇を24時間つけっぱなしにする際は、換気扇に汚れが溜まりやすくなります。
長く使い続けるには、定期的な掃除やメンテナンスが大切です。
掃除やメンテナンスをせずに換気扇にホコリが溜まったまま稼働を続けると、空気をうまく換気できずに嫌なにおいを外に排出できなくなったり、モーターに負荷がかかり余計な電力を消費することにつながったりする可能性があります。
また、換気扇本体の寿命が短くなって故障してしまうことも。
換気扇を掃除しないことによるリスクについては、こちらもご覧ください。
換気扇の掃除頻度は使用頻度や使用環境によって異なりますが、トイレ・洗面所の換気扇は3カ月〜半年に1回を目安に掃除すると良いでしょう。
トイレや洗面所の換気扇の汚れのほとんどはホコリなので、カバーとフィルターを外して掃除機やブラシでホコリを取り除き、水洗いをして、しっかり乾燥させてから組み立てます。
また、メーカーが定める換気扇の標準使用期間は10年程度。
使用頻度や掃除の頻度によっては、10年経たずに不具合が目立ち始めることもあります。
換気扇の様子がいつもと違うなと感じたら要注意。
「換気扇の音が大きい、異音がする」「においがなかなか消えない」「換気扇の動きが鈍い」などの前兆を感じたら早めに設備の専門業者「札幌ニップロ」へご相談ください。
10年以上使い続けている換気扇は、修理しても故障を繰り返してしまう可能性があるため、新しい換気扇への交換を検討しましょう。
換気扇の故障の原因や前兆については、こちらもご覧ください。
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トイレ・洗面所の換気扇はつけっぱなしがおすすめ!
トイレ・洗面所などの狭い空間では、換気扇は24時間つけっぱなしにするのがおすすめです。
換気扇をつけっぱなしにすることで、不快なにおいを速やかに除去する、結露やカビの発生を抑える、ホコリを溜まりにくくするなどのメリットがあります。
換気扇をつけっぱなしにした場合の電気料金も1カ月約67円と、それほど高くありません。
ただし、換気扇を長時間稼働する際は、掃除やメンテナンスを定期的に行いましょう。
3カ月〜半年に1回を目安に掃除してくださいね。
換気扇の音が大きい、異音がする、においがなかなか消えないなど、いつもと様子が違うと感じたら故障の前兆かもしれません。
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