お風呂の換気扇が動かないのは故障?動かなくなる前に出る症状も確認
2023.07.05 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
お風呂の空気を換気するために必要な換気扇ですが、経年劣化やメンテナンス不足などの理由により動かなくなってしまうことがあります。
換気扇が使えなくなると、カビや雑菌が発生しやすくなり、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす原因にも。
そのため、換気扇の不具合は早めに対処することが大切です。
そこで今回は、換気扇が動かなくなる原因や対処法についてご紹介します。
換気扇が動かなくなる前に出る症状もご紹介しますので、お風呂を清潔に保つためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
お風呂の換気扇が動かないのは故障?主な原因を確認
お風呂の換気扇は浴室の空気を換気し、湿気を取り除くために必要不可欠です。
浴室に湿気が溜まったまま長時間換気を行わないと、カビや雑菌が発生しやすくなり、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす原因にもなります。
お風呂のカビを予防する換気扇の正しい使い方については、こちらのコラムでもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
お風呂の換気扇の正しい使い方でカビ対策を!効果的な使い方や注意点
衛生的なお風呂を保つためにも、動かない場合は原因を突き止めて、早めの対処が大切です。
お風呂の換気扇が動かなくなる原因として考えられることは、以下の3つです。
動かない原因①経年劣化による故障
お風呂の換気扇には寿命があり、メーカーが定める標準使用期間は10年程度といわれています。
標準使用期間とは、標準的な使用条件のもとで使用した場合に、安全上支障なく使用することができる期間のこと。
そのため、取り付けから10年程経つと不具合や故障が起こりやすくなります。
使用頻度やお手入れの状況によっては、もっと早くに不具合が発生することもあります。
取り付けから10年前後で換気扇が動かなくなった場合は、経年劣化による故障を疑いましょう。
ただし、取り付けから年数が経過し、標準使用期間がすぎている換気扇については、メーカーにて修理部品の製造が終了している場合があります。
また、換気扇の劣化が原因の場合は、修理をしても故障を繰り返す可能性が高いため、高額な修理になる場合は交換を検討しましょう。
動かない原因②サビやホコリの付着
お風呂の換気扇は常に湿気を吸い込むため、長年使用し続けていると換気扇の内部にサビが発生することがあります。
換気扇の内部やモーターがサビついてしまうと、換気扇が動かなくなる原因になりますので部品または本体の交換となることが多いです。
また、ホコリが湿気やカビと混じった汚れがファンやモーター部分に蓄積すると、換気扇に負荷がかかり、動かなくなる原因に。
そのため、お風呂の換気扇は定期的な掃除が必要です。
動かない原因③ブレーカーが落ちている・スイッチの故障
換気扇本体には問題はなくても、スイッチが故障していたり、ブレーカーが落ちていたりすると電源が入らず、換気扇が動きません。
換気扇が動かないときは、まずはブレーカーが落ちていないかを確認してみましょう。
特にバス乾燥・暖房付換気扇の場合はこのケースが多いです。
ブレーカーが入っているのに換気扇が動かない場合は、スイッチの故障が考えられます。
スイッチが故障している場合は、スイッチ本体の交換が必要です。
お風呂の換気扇が動かなくなる前に出る症状は?原因・対策も確認
換気扇が動かなくなる前には、何らかの症状が現れる場合があります。
換気扇の異常を知らせるサインですので、次のような症状が出ていたら、早めに対処することをおすすめします。
症状①換気扇の回転が弱い・換気機能が低下している
換気扇を回しているのに、「湿気がお風呂場にこもってしまう」「以前よりカビが生えやすい」と感じる場合は、換気扇の回転が弱くなり、換気機能が低下しているサインです。
換気機能が低下する原因として考えられるのは、換気扇のグリルや羽根の目詰まり、経年劣化などがあげられます。
換気扇のフィルターや羽根部分、排気口にホコリが詰まっていると、汚れによって動きが弱くなり、モーターは回っているのに、換気されない状態になることがあります。
その際は掃除をして、ホコリや汚れを取り除きましょう。
掃除をしても症状が改善しない場合は、モーターの劣化などが考えられます。
設備の専門業者へ点検・修理を依頼しましょう。
症状②異音がする・音が大きい
換気扇が回っているときの音が以前よりも大きくなったり、「ボー」「キュルキュル」のような異音が聞こえる場合、不具合を起こしている可能性が高いです。
異音は、換気扇からどのような音がしているかによって、ある程度の不具合の原因を特定することができます。
「ボー」という異音は、換気扇のフィルターや内部にホコリなどの汚れが溜まっている状態、またはモーターの劣化が考えられます。
まずは換気扇の掃除をし、様子を見てみましょう。
浴室入口のドアについている通気口(スリット)が閉じている事で換気扇の異音が発生するケースもあるので、確認しておきましょう。
「キュルキュル」は、回転軸部分の潤滑油不足が考えられます。
潤滑油をさすことで、異音が改善する可能性があります。
他にも「ジー」や「カタカタ」「キーン」などの異音があります。
お風呂の異音について、詳しい症状や対処法については、下記のコラムでご紹介していますのであわせてご覧ください。
症状③ 異臭がする
お風呂の換気扇を回したときに異臭がする場合、換気扇内部にカビが発生している可能性があります。
湿気を含んだホコリとカビが混ざりあって汚れが蓄積すると、換気扇の故障につながります。
また、換気扇を使用するたびにカビが浴室に広がってしまい、健康被害につながるリスクもあります。
カビをできるだけ予防するためには、換気扇の定期的な清掃が効果的です。
掃除をしても異臭が続く場合は、換気扇のカビではなく、排水溝のにおいが原因の可能性もありますので、排水溝のチェックもしてみましょう。
フィルターに詰まったホコリが原因など、簡単なトラブルの場合は自分で対処できる場合もあります。
しかし、掃除などをしても症状がおさまらない場合やカビ掃除に抵抗がある場合は、設備の専門業者へ清掃や点検・修理を相談しましょう。
お風呂の換気扇が故障して動かない場合は札幌ニップロへご相談を!
札幌ニップロでは、換気設備の清掃・点検・修理を承っております。
お風呂の換気扇のトラブルは、「動かない」以外にも、「換気が弱い」「異音がする」といったさまざまな不具合が考えられます。
自分で換気扇の掃除をしても症状が改善しない場合は、ぜひ一度札幌ニップロへお問い合わせください。
開ける機会の少ないお風呂の換気扇内部には、汚れが蓄積していたり、カビが繁殖していたりする場合もあります。
札幌ニップロでは、汚れに適した掃除方法で、一つひとつ丁寧に清掃を行います。
また、換気扇の状態を細かくチェックして故障の原因をしっかりと見極め、修理・交換にも対応しています。
【お風呂の換気設備(浴室換気扇清掃)の清掃料金】
- ファン取外し不可の場合:9,900円(税込10,890円)〜
- ファン取外し可能の場合:13,400円(税込14,740円)〜
※換気単独機能のみ(暖房/除湿/乾燥/涼風は対象外)
※出張費(税込3,300円〜)が別途かかります。
札幌市およびその近郊エリア※への出張点検や清掃に対応しております。
※江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽などにお住まいの方。その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!
点検内容により、別途点検費用が発生する場合もあります。
修理費は現地確認の上でお見積りいたします。
換気扇以外の浴室清掃もあわせて承っておりますので、浴室の汚れも気になるという方は、あわせてご相談ください。
お風呂の換気扇が動かないときは早めの対処を心がけよう
お風呂の換気扇が動かない原因には、経年劣化やサビやホコリの付着、スイッチの故障などがあげられます。
ホコリなどの汚れの蓄積も故障の原因となるため、普段から定期的に掃除をすることを心がけましょう。
お風呂の換気扇は使えなくなると、カビや雑菌が発生しやすくなり、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす原因にもなるため、早めに対処することが大切です。
動かなくなる前には、換気性能の低下や異音、異臭などの症状が出ることもあります。
掃除や潤滑油の追加など、症状にあわせて対応しましょう。
お風呂の換気扇が故障して動かない場合は、札幌ニップロへご相談ください!
札幌ニップロでは、換気設備の清掃・点検・修理を承っております。
そのほか、暖房やエアコン、ロードヒーティングなど住宅設備でお困りのことがあればなんでもお気軽にご相談ください。
札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)への出張点検や清掃に対応しております。
※その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください!