お風呂の換気扇がうるさい!異音の種類別に対処法をご紹介
2023.06.25 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
「お風呂の換気扇から異音が聞こえる」「急に音が大きくなった」などの換気扇の音の変化は、トラブルや故障を知らせるサインかもしれません。
そのため、異音に気がついたら放置せずに早急に対処することが大切です。
お風呂の換気扇からどのような音がしているかによって、不具合の原因をある程度特定することができます。
そこで今回はお風呂の換気扇から異音がする際の原因や、対処法についてご紹介。
異音を放置した場合の影響や、異音を予防する方法についても詳しく解説します。
目次
お風呂の換気扇の音がうるさい!異音の原因とは?
お風呂の換気扇の不具合は、どのような音がしているかによってある程度の原因を特定することができます。
異音の種類別に原因を解説していきます。
異音①「ボー」「ゴー」
換気扇のフィルターや内部にホコリなどの汚れが溜まっている状態、またはモーターの劣化が考えられます。
溜まったホコリでファンに負荷がかかり、正常に回転できなくなっている状態です。
異音②「キュルキュル」「チチチ」
回転軸部分の潤滑油不足が考えられます。
回転軸には、スムーズに換気扇が回るよう潤滑油が塗られています。
使用していくうちに潤滑油は減少していき、異音の原因となります。
異音③「ジー」「ジジジ」
換気扇の内部にサビが生じている可能性があります。
お風呂の換気扇には、サビにくい素材の部品が使われていますが、常に湿気を吸い込むため、長年使用し続けていると、サビが発生してしまうこともあります。
異音④「カタカタ」「カラカラ」
ファンに異物が接触している、または接続部分がゆるんでいる可能性があります。
また、モーターや回転軸に異常がある場合も、このような異音が発生します。
異音⑤「キーン」
モーターの回転軸やベアリングの劣化・摩耗による経年劣化などの可能性があります。
メーカーが定める換気扇の標準使用期間は10年程度。
使用頻度やお手入れの状況によっては、10年経たずに不具合が目立ち始めることもあります。
お風呂の換気扇の音がうるさい場合の対処法は?異音の種類別にご紹介
換気扇の音の種類から原因を推測できたら、異音を解消するための対処法を試してみましょう。
異音別に対処法をご紹介します。
「ボー」「ゴー」という異音|換気扇の掃除
蓄積したホコリや汚れが原因の異音は、掃除を行うことで異音が解消できる可能性があります。
3カ月に1回を目安に掃除を行うと良いでしょう。
基本の掃除の手順は以下の通りです。
- 換気扇の電源を切る
- カバーとフィルターを取り外す
- プロペラまたはシロッコファンを取り外す
- ホコリを取り除き、汚れがひどい場合は中性洗剤で洗う
- しっかりと乾燥させてから元通りに取り付ける
お風呂の換気扇の羽根にはプロペラ型、シロッコファン型などがあります。
シロッコファン型はダクトファン(ダクト用換気扇)ともいわれ、ダクトを通して排気を行うタイプです。
プロペラ型は主に戸建て、シロッコファン型は、集合住宅やお風呂の壁が屋外に面していない戸建てなどで採用されます。
シロッコファン型の換気扇は、ファンが取り外せるタイプと取り外せないタイプがあります。
ファンが取り外せないタイプの場合は、無理に取り外すことはせず、中性洗剤を含ませた布などでファンの汚れを拭き取ってください。
「キュルキュル」「チチチ」という異音|潤滑油の塗布
潤滑油を購入し自分で油をさすことで、異音が解消する可能性があります。
ファンやプロペラを取り外し、モーターの回転軸に潤滑油(グリース・オイルスプレー等)を塗ります。
潤滑油は自然と劣化していくので、再発した時には油を足しましょう。
潤滑油はホームセンターなどで購入できます。
「ジー」「ジジジ」という異音|換気扇のサビ取り・交換
サビによる異音の原因は完全に取り除くことは難しく、部品の交換が必要なケースが多いです。
モーター部分がサビていて潤滑油を塗っても改善されない場合は換気扇の交換を検討しましょう。
「カタカタ」「カラカラ」という異音|換気扇の修理・交換
ファンに異物が接触している場合は、異物を取り除くか、ファンのネジを締め直すことで異音が解消される場合があります。
モーターや回転軸に異常がある場合は、設備の専門業者へ修理や交換を依頼しましょう。
「キーン」という異音|換気扇の交換
経年劣化の場合は、修理をしても故障を繰り返す可能性が高いため、交換を検討しましょう。
札幌ニップロでは、お風呂の換気扇の清掃やメンテナンスを承っています!
お風呂自体は毎日掃除をしていても、お風呂の換気扇まではなかなか手が届かないという方も多いのではないでしょうか。
開ける機会の少ないお風呂の換気扇内部には、汚れが蓄積していたり、カビが繁殖していたりする場合もあります。
札幌ニップロでは、専門の知識を持ったスタッフが換気扇の表面だけではなく内部まで丁寧に清掃します。
しばらく掃除ができていなかったという方は、プロの力に頼るのも選択肢の一つです。
換気扇を含む浴室清掃の事例もご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
異音のほか、動きが鈍い、全く動かないなど、お風呂の換気扇でお困りごとがあれば、ぜひ一度札幌ニップロへご相談※ください!
経験豊富な専門スタッフが、トラブルの原因を究明し、解決に導きます。
換気扇以外の浴室清掃もあわせて承っております。
※札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)にお住まいの方。その他のエリアにお住まいのお客様もご相談ください。
お風呂の換気扇の異音を予防するには?放置するとどんな影響がある?
換気扇の異音は、経年劣化や換気扇内のホコリ、サビが原因の大半です。
そのため、換気扇の異音を予防するには、定期的な掃除やメンテナンスをすることが大切です。
サビは、入浴後は必ず換気扇を回すなどの対策である程度は防ぐことができます。
換気扇の掃除やメンテナンスをせずに異音を放置すると、換気機能が十分に働かずにお風呂に湿気がこもりやすくなり、カビの発生原因にもなります。
さらには、換気扇に負担がかかることで完全に動かなくなってしまう可能性も。
定期的な掃除をして換気扇を正しく使うことは、異音を防ぐだけでなく、カビの発生を防ぐなど、空気を清潔に保つことにもつながります。
お風呂のカビを予防する換気扇の正しい使い方については、こちらのコラムでもご紹介しています。
あわせてご覧ください。
お風呂の換気扇の正しい使い方でカビ対策を!効果的な使い方や注意点
お風呂の換気扇の異音がうるさい原因を知って正しい対処法を!
換気扇の音の変化は、トラブルや故障を知らせるサインです。
お風呂の換気扇の不具合は、どのような音がしているかによって、ある程度の原因を特定することができます。
掃除などで解消するものから、換気扇の交換が必要になるものまで原因はさまざまです。
異音を放置していると、換気機能が低下してカビの発生原因にもなります。
定期的な掃除やメンテナンスを行い、換気扇を清潔に保つことを心がけましょう。
汚れが多い部分や、掃除が大変な部分はプロの力を借りるのもおすすめです。
札幌ニップロでは、換気設備の交換・メンテナンスを承っております。
換気設備のほか、暖房やエアコン、ロードヒーティングなど住宅設備でお困りのことがあれば、なんでもお気軽にご相談ください。
札幌市およびその近郊エリア (江別、岩見沢、北広島、恵庭、千歳、石狩、小樽など)への出張点検や清掃に対応しております。
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