換気扇の故障の原因は?故障時の症状や対処法も解説!
2023.03.22 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
自宅の換気扇を長く使っていると、動かなくなったり異音がしたりなど、「もしかして故障かも?」と感じることもあるのではないでしょうか?
換気扇の故障には原因が複数あり、それに応じた対処をすることが大切です。
今回は、換気扇の故障原因を解説するとともに、故障した際の対処法をご紹介します。
換気扇が故障したときの症状も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
換気扇の故障の原因は?
換気扇が故障する際の原因は、主に以下の4つが考えられます。
- 油汚れやホコリの蓄積
- 換気扇の部品やスイッチ等の故障
- 電気回線の接触不良
- 経年劣化
それぞれ詳しく解説していきましょう。
原因① 油汚れやホコリの蓄積
まずは油汚れやホコリが溜まっているケースです。
掃除をあまりしていなかったり、何年も使い続けていたりすると換気扇のプロペラやファンに汚れやゴミが溜まり、動きが鈍くなってしまいます。
お風呂場などの湿度が高い場所の換気扇の場合、サビが原因になっていることもあるでしょう。
また、キッチンの換気扇(レンジフード)の場合は、油汚れによる不調も多いです。
汚れたままの換気扇を使い続けてしまうと、十分な換気効果を得られないだけでなく、モーターに大きな負荷がかかってしまいます。
汚れを発見した場合は、できるだけ早めに対処しましょう。
原因② 換気扇の部品やスイッチの故障
換気扇が動かない・異常を起こしているときの原因としては、部品の一部が故障しているケースも考えられます。
換気扇は、プロペラやファン、モーターなどのさまざまな部品から構成されているため、どれか1つでも故障すると動かなくなってしまいます。
換気扇の部品だけではなく、換気扇とつながるスイッチの故障が原因となっていることもあります。
原因③ 電気回線の接触不良
汚れや部品の故障以外にも、電気回線の接触不良によって換気扇が動かなくなるケースもあります。
単なるコンセントの接触不良など、プラグを差し直せば問題なく動く場合もありますが、換気扇内の回線が何らかの不具合を起こしている場合は修理が必要です。
特にキッチンやお風呂場のような水を使う場所では、電気回線に水が飛び散り、漏電・ショートしてしまっている可能性もあります。
原因④ 経年劣化
上記で紹介した原因のどれにも当てはまらない場合、経年劣化による故障も考えられます。
メーカーが定める換気扇の標準使用期間は10年程度。
使用頻度や掃除の頻度によっては、10年経たずに不具合が目立ち始めることもあります。
10年以上使い続けている換気扇は、修理しても故障を繰り返してしまう可能性があるため、新しい換気扇への交換を検討しましょう。
換気扇が故障したときの症状と確認方法を解説!
換気扇は、故障すると以下のような症状が出ることが多いです。
「換気扇の故障かも?」と感じた際は、チェックしてみてください。
- 異音がしたり振動が起きたりしている
- 換気機能が正常に働いていない
- スイッチをオンにしても動かない
換気扇から異音がする際は、異音の種類によって故障の原因が異なります。
どのような異音が発生しているかチェックしてみましょう。
- 「ゴー」や「ボー」:油やホコリなど汚れによる故障や、モーターの劣化
- 「カラカラ」や「カタカタ」:羽根(ファン)に異物が接触している、又はゆるみなど
- 「キーン」:経年劣化や部品の故障、モーター回転軸の劣化や摩耗
- 「ジー」:モーターの錆や汚れ
上記のような症状を放置しておくと、換気扇に負担がかかり、完全に動かなくなってしまう可能性もあります。
換気扇の異音の原因や対処法については、こちらのコラムでも詳しくご紹介しております。
あわせてチェックしてみてくださいね。
換気扇から異音がする!異音の原因や対策を詳しくご紹介します!
レンジフードの異音がうるさい!音の種類ごとの原因や対策をチェック
また、異音や振動など分かりやすい症状が出ていなくても換気が効きにくく感じる場合は、汚れや部品の不具合により、換気性能が低下している可能性があります。
換気性能が正常に働いているかは、ティッシュペーパーを換気口に近づけることで確認することができます。
ティッシュペーパーが換気扇に吸い寄せられれば正常に動いていますが、うまく吸い寄せられない場合は、換気性能が低下しているかもしれません。
汚れが原因のことが多く、掃除を行うことで、症状が改善する可能性があります。
換気扇が動かなくなってしまった場合には、まずは以下のポイントを確認してみましょう。
- ブレーカーが落ちていないか
- コンセントは正しく差し込まれているか
- 換気扇の本体の電源が切れていないか
コンセントを差し直してみたり本体の電源を入れ直してみたりすると、問題なく動作するケースもあります。
換気扇が故障したときの対処法
換気扇が故障した際の対処法を紹介します。
ご自身で対処できる場合もありますが、故障の原因によっては、部品や本体の交換も必要になります。
換気扇の部品や内部を掃除する
汚れが原因で換気扇が動かなくなっている場合は、掃除をすることで改善できます。
掃除をする前には、必ず本体の電源を落とし、完全に停止していることを確認してください。
油汚れが故障の原因となりやすいキッチンの換気扇は、薄めた台所用洗剤を汚れている部分に吹きかけ、スポンジや雑巾で汚れを拭き取ります。
最後に水洗いをして、乾燥させてから組み立てて、掃除は完了です。
洗剤による肌荒れが心配な方は、ゴム手袋を装着するのもおすすめです。
24時間換気などの常時換気やトイレや浴室の局所換気は、ホコリによる汚れがメインとなるため、カバーとフィルターを外して掃除機やブラシでホコリを取り除きます。
キッチンの換気扇同様、水洗いをして、しっかり乾燥させてから組み立てます。
汚れの蓄積による換気扇の故障を防ぐには、日頃からのお手入れが大切です。
日々の掃除のついでに軽く汚れを拭き取ったり、可能であれば月に1回程度、プロペラやファンを掃除したりするようにしましょう。
また、定期的な換気扇掃除は、サビの予防にもつながります。
換気扇にサビが発生してしまうと、サビを取り除いても劣化を改善することが難しいため、予防が大切です。
部品や本体を交換する
部品の故障やサビが原因の場合は、原因となっている部品の交換が必要です。
部品の交換が必要なケースでは、設備の専門業者に依頼しましょう。
換気扇はさまざまな部品が複雑に組み合わさっているため、ご自身での交換は、他の部品の故障を引き起こしてしまったり、事故や火災につながったりする可能性もあります。
また、経年劣化によって換気扇の動きが鈍くなっている場合は、換気扇の本体ごと交換するのも方法の一つです。
特にメーカーが定めている標準使用期間を過ぎている場合には、発火などのリスクもあるため、早めに本体の交換を検討しましょう。
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換気扇が故障した場合は原因に合わせた対処を行おう
換気扇を長い期間使っていると、動かなくなったり、異音が発生したりするケースがあります。
換気扇の故障の原因の多くは油汚れやホコリが溜まっていることですが、他にも部品やスイッチの故障、電気回線の接触不良、経年劣化などの可能性が考えられます。
換気扇が故障すると、異音や振動が発生したり、換気性能が落ちたり、動かなくなったり…とさまざまな症状が発生します。
汚れが溜まっていることが原因であれば、きれいに掃除することで改善する可能性が高いです。
換気扇が動かない場合は、ブレーカーが落ちていないか確認したり、コンセントや本体の電源を入れ直したりしてみましょう。
ご自身で対処が難しい場合は、設備の専門業者に点検を依頼し、必要に応じて部品や本体を交換してもらう必要があります。
10年以上使っている換気扇の場合は、経年劣化による故障も考えられますので、修理や交換を検討するのが良いでしょう。
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