ダイキンの「スゴ暖」DX・HX・KXシリーズを徹底比較!
2022.08.10 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
30度を超える真夏日が増えてきた北海道では、近年エアコンの導入を検討するご家庭が多くなってきました。
しかし、北海道の短い夏にエアコンを設置するのはもったいないと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、冷房機能だけではなく暖房機能もついている寒冷地専用エアコンの「スゴ暖」です。
大きく3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
今回はそんなダイキンの寒冷地専用エアコン「スゴ暖」のDX・HX・KXシリーズについて徹底解説!
それぞれの機能の違いや電気代、選ぶポイントをご紹介します。
目次
ダイキンのエアコンの魅力、「スゴ暖」の特徴からチェック
ダイキンのエアコンの魅力は、「ストリーマ」というダイキン独自の空気清浄化技術を搭載しており、空気中のウイルスや細菌、カビや花粉などを除去してくれるところ。
エアコン内部のカビも抑えてくれます。
ほかにも、外気の水分を取り込んで給水なしで部屋を加湿できる「無給水加湿」が備わっている点や、給気換気だけでなく排気換気にも対応している点、ラインナップが豊富という点が魅力です。
そんなダイキンの中でも人気の寒冷地仕様のエアコン「スゴ暖」は、DX・HX・KXシリーズがあります。
まずは「スゴ暖」DX・HX・KX全てのシリーズに共通する機能や特徴をご紹介します。
- 「ヒートブースト制御」により暖房の立ち上がりがスピーディー
- 外気温−25℃でも運転が可能
- 不在時の室温が急激に低下するのを抑える10度からの暖房設定も可能
- 最大60℃の高温風を吹き出す「高温風モード」
- 結露水で洗浄+ストリーマ放電しながら送風・乾燥を行い、エアコン内部をキレイに
- 「ストリーマ空気清浄」でカビや花粉などを除去
- 「低外気タフネス暖房」では−25℃まで、「高外気タフネス冷房」では50℃まで運転可能
- 集塵フィルターに抗ウィルス作用のあるフィルターを採用
さらにダイキン独自の高耐久・高効率・低振動のスイングコンプレッサーで、冷媒ガス漏れなどのロスが少なく安全です。
また、故障や修理、製品・技術に関するお問い合わせや部品の購入など、24時間365日夜間もサポート対応を行ってくれます。
ダイキンの「スゴ暖」DX・HX・KXシリーズ、機能や電気代を比較!
それでは、ダイキンの「スゴ暖」のDX・HX・KXシリーズを比較していきます!
それぞれの特徴や電気代の目安をご紹介していきますので、参考にしてくださいね。
スゴ暖DXシリーズ
「DXシリーズ」は寒冷地仕様の高性能なハイグレードモデル。
暖房性能を強化し、快適な空間になるよう室温や湿度を検知する「AI快適自動運転」を搭載しています。
さらに対応畳数も26畳までと、他のシリーズより範囲が広がっています。
暖房性能は壁から足元へ流れる垂直気流で、床暖房のような暖かさを実現!
体に直接風を感じることなく、部屋全体をムラなく暖めてくれます。
冷房・除湿性能は、真夏は除湿しながら温度も下げ、冬は除湿しても寒くならない運転をする「さらら除湿」が魅力。
快適な湿度をキープしながら冷房運転する「プレミアム冷房」で蒸し暑さを感じさせません。
「DXシリーズ」は12mロング気流のサーキュレーション気流で、広範囲を素早く涼しくできるのも魅力です。
冷房時に体に風があたりにくいよう、天井に沿って気流を大風量で吹き出し、エアコンの下部からも気流を吸い込んで気流を循環させ、奥の部屋まで温度を一定に保ちます。
さらに運転開始後すぐに湿度を下げてくれる機能もあります。
「フィルター自動お掃除」機能もあり、溜まったほこりを捨てるだけでお掃除が簡単です。
また、スマートフォンやタブレットをエアコンの操作に使える機能があり、ほかのシリーズは無線LAN接続アダプターが別売りですが、DXシリーズの場合は内蔵しているという点もメリットでしょう。
その他の便利機能
- 新・おやすみ運転
- 大画面リモコン
- パワーセレクト
- 音声応答機能
- 「高湿防止」モード
- しつどみはり運転
- センサー風向機能
- 消し忘れ防止機能 など
スゴ暖HXシリーズ
「HXシリーズ」は凍結・霜付き対策を強化した、コンパクトサイズの機能充実モデル。
対応畳数は18畳までとなっています。
カーテンレール上にも設置しやすく、高さ250mm×奥行き265mmのコンパクトモデルも新登場しています。
基本運転は風が直接体に当たらないように考慮された「風ないス運転」とオートスイングの多彩な気流コントロールです。
DXシリーズ・HXシリーズで共通となる「プレミアム冷房」は、HXシリーズでは2.8~5.6kWクラスが対応。
設定温度到達後も快適な湿度になるように除湿をする「デシクル制御」や、0.5℃単位での温度コントロールができる「PIT制御」も搭載しています。
こちらも、お掃除らくらくの「フィルター自動お掃除」も装備しています。
さらにHXシリーズの「さらら除湿」はリニアハイブリッド方式となっており、状況に合わせて除湿方式で切り替えが可能。
熱交換器のリニアコントロールでシーンに合わせた除湿を行うことができます。
その他の便利機能
- 快適自動運転
- 9段階セレクトドライ
- おやすみ運転
- 既設配管再利用
- 半間幅対応
- 新冷媒R32(地球温暖化係数が従来冷媒の約1/3) など
スゴ暖KX
「KXシリーズ」は寒冷地向けベーシックモデルで、対応畳数は10畳までとなっています。
自動お掃除機能・さらら除湿・プレミアム冷房などの機能は付きませんが、寒冷地でも困らない基本的な機能が備わっています。
基本運転は「風ないス運転」で、冷房は上向きに吹き出し、暖房は足元から暖めてくれて、同じく体に直接風が感じにくい気流が特徴です。
「KXシリーズ」では、スマートフォンやタブレットをエアコンの操作に使うためには、別売品の無線LAN接続アダプターのほか、遠隔制御P板セットも必要となります。
その他の便利機能
- 自動運転
- 9段階セレクトドライ
- おやすみ運転
- 既設配管再利用
- 半間幅対応
- 新冷媒R32(地球温暖化係数が従来冷媒の約1/3) など
DX・HX・KXシリーズの電気代の比較
それぞれのシリーズ(20畳まで)の電気代の目安を参考にご紹介します。
※電気代は消費電力(kWh)×27(円/kWh:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価(税込))で計算
※消費電力量はダイキン公式サイトの「消費電力量 期間合計(年間)」を参照
同じ畳数でも機種によってかかる電気代が違います。
毎日かかる電気代も考慮してエアコンを選ぶと良いでしょう。
ダイキンの「スゴ暖」DX・HX・KXシリーズから選ぶポイント
スゴ暖「DXシリーズ」は、「AI快適自動運転」で床や壁の温度を検知し、好みの運転を記憶学習して快適な自動運転を行ってくれます。
部屋中を快適にしてくれるため、長時間いたり人が集まることの多いリビングにピッタリです。
対応畳数は26畳までと、広いお部屋にも対応しています。
消費電力が他のシリーズよりも低いので、長時間エアコンをつけていても毎月の電気代が節約できますよ。
寒冷地に住んでいて、機能を重視したいけれど、本体価格を抑えたい人におすすめなのは「HXシリーズ」です。
DXシリーズより低価格でありながら、2.8〜5.6kWクラスを選べば「AI快適自動運転」や「さらら除湿」も搭載しており、機能面は十分です。
2.2〜2.5kWクラスのモデルなら、高さが250mmでコンパクト。
設置スペースがカーテンレール上しかない場合など、サイズが気になる人にもおすすめです。
「KXシリーズ」は対応畳数が10畳と限られているため、基本的な機能があれば十分という人や、リビング以外のお部屋への追加設置を考えている人にもおすすめです。
「ストリーマ空気清浄」や室内・室外の温度に応じて自動で運転モードをセレクトしてくれる「自動運転機能」が備わっており、基本機能も充実しています。
おやすみの際に気流の向きや風量などをコントロールしてくれる「おやすみ運転機能」も搭載しているので、寝室にもおすすめですよ。
「スゴ暖」の各シリーズを比較して、生活にぴったりなエアコンを探そう!
北海道の住宅には、ダイキンの寒冷地仕様のエアコン「スゴ暖」DX・HX・KXシリーズがおすすめです!
暖房の立ち上がりが早く、外気温が-25℃でも運転が可能です。
高温風モードや、不在時室内が急激に低下しないために10℃からの暖房設定が可能など、寒さが厳しい北海道にぴったりの機能がたくさん搭載されています。
ダイキン独自の空気清浄化技術「ストリーマ」搭載で、ウイルスや細菌、カビや花粉を除去する空気清浄機能まで備えているのも魅力的ですよね!
- スゴ暖DXシリーズは、寒冷地仕様の高性能ハイグレードモデル
- スゴ暖HXシリーズは、コンパクトサイズの機能充実モデル
- スゴ暖KXシリーズは、寒冷地向けベーシックモデル
ダイキンの「スゴ暖」でぜひ、夏も冬も快適に過ごしましょう。
ご紹介した3つのエアコンの性能を比較して、購入の参考にしてみてくださいね。
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