空気清浄機が臭い原因は?掃除方法や臭くならない対策もチェック

2022.05.26 UPDATE

空気清浄機から嫌なにおい!原因や対策は?

こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。

 

​ほこり・花粉・ハウスダストなどを吸い込んで空気をきれいにするだけでなく、ペットや生活臭などのにおいも除去してくれる空気清浄機。

今や生活に欠かせない家電となっていますね。

 

そんな空気清浄機ですが、使用する時間が長いと嫌なにおいが発生することがあるため、こまめなお手入れが必要なんです。

 

​そこで​今回は、空気清浄機が臭い原因を詳しく解説!

においの元や、においを除去する方法、臭くならないためのお手入れ方法もご紹介します!

空気清浄機が臭い原因を詳しくチェック!

さっそく、空気清浄機が臭い原因をチェックしていきましょう。

臭いの原因はどこなのか、見つけ方もご紹介します。

空気清浄機が臭い原因

空気清浄機が臭い原因は、主に3つあります。

 

まず1つ目は、空気清浄機の内部にあるフィルターに付着したほこりやカビなどの雑菌が原因です。

 

空気清浄機は「プレフィルター」「集塵フィルター」「脱臭フィルター」、さらに加湿空気清浄機には「加湿フィルター」があり、このフィルターを通して空気中のほこりやハウスダストなどを吸引し、空気をきれいに保ってくれます。

そのため、フィルターには吸引した汚れが蓄積されていきます。

 

定期的にフィルターを掃除をしなければ、どんどん雑菌が繁殖してしまい、それがにおいの原因になっている可能性があります。

 

2つ目は、部屋の中に喫煙や焼き肉などの一時的に強いにおいが発生し、空気清浄機の性能ではにおいが除去しきれず、本体内部ににおいが染み付いていることが原因です。

 

芳香剤や塗装のにおいなど、常時発生しているにおいも要注意。

フィルター掃除をしばらくしていない時も、本体に少しずつにおいが染み付いていく可能性があります。

 

3つ目は、加湿も可能な加湿空気清浄機の場合に水を交換していなかったり、タンクを掃除していなかったり、加湿トレーの水を捨てていないことで、カビが繁殖して臭くなっているという原因です。

 

どの原因も定期的な掃除やメンテナンスが不足していることで起きているため、普段のお手入れを行っていれば防げる可能性は高まるでしょう。

 

空気清浄機が臭い原因がどこかを特定する方法

空気清浄機から発生するにおい対策をするために、まずはどこから臭いにおいがしているのかを特定しましょう。

方法は以下の通りです。

 

①全てのフィルターを外して運転する

フィルターを全て外した状態で運転し、においが発生したら空気清浄機本体ににおいが染みついてしまっている可能性が考えられます。

 

においがしないときは、次の手順を試してみてください。

 

②フィルターを1枚ずつ順番に取り付けて運転する

「プレフィルター」「集塵フィルター」「脱臭フィルター」「加湿フィルター」をそれぞれ1つずつ取りつけて運転してみましょう。

 

運転中ににおいがしたフィルターがあれば、それがにおいの原因と考えられます。

 

 

臭い原因を取り除く掃除方法で空気清浄機をクリーンに!

空気清浄機フィルター交換

空気清浄機の掃除方法はメーカーによっても異なるので、きちんと取扱説明書を読んでから始めることをおすすめします。

 

ここでは、一般的な空気清浄機のにおいを取り除く掃除方法をご紹介していきます。

 

フィルターの掃除方法

フィルターは全て本体から取り外し、それぞれの掃除方法できれいにしていきます。

 

プレフィルターの掃除方法

水洗いができる「プレフィルター」は、まず掃除機でほこりを吸い取りましょう。

掃除機では取れない細かい汚れは、歯ブラシなどで掻き出すと落ちやすいです。

水洗いした後は、日陰でよく乾かしましょう。

 

汚れがひどい場合は、台所用中性洗剤を薄めた水や、ぬるま湯にクエン酸を混ぜ合わせたクエン酸水などにつけ置きします。

洗剤が残らないように十分すすいでください。

 

集塵フィルター・脱臭フィルターの掃除方法

「集塵フィルター」と「脱臭フィルター」は、水洗いはできません。

そのため、掃除機で軽くほこりやゴミを吸い取ります。

 

集塵フィルターは破れやすいので掃除機をかける際は注意して行いましょう。

フィルターが破れると集塵性能が低下してしまいます。

 

脱臭フィルターのにおいが気になる場合は、日陰で1日風に当ててください。

 

加湿フィルターの掃除方法

「加湿フィルター」の枠は取り外さずに、優しくこすり洗いしましょう。

においが取れにくいときは、台所中性洗剤や重曹を溶かしたぬるま湯に30分ほどつけ置き洗いします。

つけ置き後は水でしっかりとすすぎましょう。

 

また、加湿フィルターと同時に給水タンクや加湿トレイも洗う必要があります。

給水タンクは給水のたびに、タンクに水を入れてキャップを閉めてから振り洗いすればOKです。

 

汚れがひどいときは台所用中性洗剤で洗い、しっかりとすすいでください。

加湿トレイは給水のたびに残った水を捨てて水洗いしましょう。

汚れがひどい場合は柔らかいブラシなどで洗ってください。

 

空気清浄機本体のにおいを取る掃除方法

まずはコンセントを抜き、本体やフィルターの取り付け部分に汚れやカビがないかチェックしましょう。

 

もし汚くなっていたら柔らかい布で拭き取り、風通しの良い部屋でフィルターを全て外した状態で半日ほど運転し続けましょう。

 

においが解消する場合があるので、ぜひ試してみてくださいね。

 

 

空気清浄機が臭くならないためには普段のお手入れも重要!

空気清浄機は汚れが溜まると本来の性能を発揮できないばかりか、空気中に悪臭や雑菌、カビを撒き散らすことになってしまいます。

 

部屋全体が臭くなってしまう原因にもなりかねません。

部屋のにおいの原因については、「部屋の臭いの原因は?効果的な消臭方法も解説!急な来客も大丈夫!」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

空気清浄機にひどい汚れやにおいがついてしまってから掃除するのは、時間がかかってしまい大変ですよね。

だからこそ、大切なのは普段のちょこっとお手入れです。

気になったらすぐに掃除して、においや汚れを防ぎましょう。

 

特にフィルターはこまめに掃除することが大事。

プレフィルターは汚れが溜まると空気の通りが悪くなり、においの原因になるので2週間に1度のペースで​掃除しましょう。

加湿フィルターについては月1回程度、他のフィルターも2〜3カ月に1度は掃除するのが理想です。

 

また、給水タンクの水は毎日交換しましょう。

給水タンクに水を入れっぱなしにしたり、水を捨てずに継ぎ足すのはNGです。

 

 

空気清浄機が臭い原因を突き止めて定期的なお手入れを!

空気清浄機が臭い原因は、フィルターの汚れ、室内の強いにおい、加湿トレーやタンクの汚れなど原因はさまざま。

 

まずは空気清浄機のにおいの原因を特定することが大事です。

フィルターを全部外して運転することから行い、フィルターを1つずつ順番に取り付けて運転してみましょう。

運転中ににおいが発生したフィルターが、臭いにおいの原因と考えられます。

 

今回ご紹介した各パーツの掃除方法をぜひ試してみてくださいね。

 

フィルターはこまめにお手入れすると、空気清浄機のにおいや汚れを予防できます。

空気清浄機をしっかりメンテナンスして、空気のきれいな快適なお部屋にしましょう。

 

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