24時間換気を止めたらどうなる？気になる影響をまとめてみた。
2023.12.10 UPDATE
冬が到来し、気温が低い日が続くと、夏は気にならなかった「24時間換気からの冷気」が気になるというお問い合わせがよくあります。
本体は天井などに隠れている設置がほとんどですが、空気の通り口が壁の上部や天井についていますよね。
今回は、２４時間換気は止めてもいいのか、気になる影響や対策についてまとめました。
ぜひご参考にしてください！
目次
寒いから２４時間換気を止めてもいいのか
外の空気がそのまま部屋に入ってくる自然換気の場合は、寒さが気になることもありますよね。
冬は特に24時間換気を止めてしまいたいと感じることがあるかもしれません。
しかし、空気の入れ替えが正しく行われないと起こる影響もあります。
24時間換気を止めたら結露が出やすくなる？
24時間換気は、「給気と排気」を両方行うので、室内にこもった水蒸気を外に出さないと、窓や家具などに結露が発生してしまいます。
夏のように窓を開ける機会が多いときは気にならなくても、寒い時期は密閉された空間の中で湿気がこもります。
冷たいお水のコップを暖かい部屋に置くと水滴がつきますよね。
同じことがおうち中で起こってしまうのです。
フローリングの場合だと、床に水滴がつくこともありますし、壁の内側が腐食してしまう可能性もあります。
放っておくとカビも発生し、家を傷めたり、健康にも影響を及ぼしてしまうかも・・・。
窓だけ拭いておけば平気だろう、と気楽に考えていたら、家中とんでもないことになっているかもしれません。
結露についてはこちらに詳しく記載しています。
▶ 24時間換気を止めると結露になる!? 止めてはいけない理由とは
とはいえ、結露は換気だけが原因ではなく様々な要因があります。
冬だけじゃなく夏にも発生することがありますので、予防や対処法についてはこちらも参考にしてください。
お部屋が匂うのは換気不足が原因？
他人の家に入った時、妙なにおいに違和感を感じたことってありませんか？
特に、築年数が古い家などではなんだか独特の生活臭を感じることもあります。
換気不足のまま長い期間過ごしてきた家にいくと、生活臭やカビ臭さが服について気になってしまうこともあるようです。
自分の家だと毎日過ごしているからなかなか指摘されるまで気づかないケースが多いです。
換気不足が原因だとわかっているなら設備の状態を整えて正しく使用しましょう。
すでに匂いが気になっている方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
▶ 部屋の臭いの原因は？効果的な消臭方法も解説！急な来客も大丈夫！
他人は意外ときにしているかも。
換気不足が原因でほこりが溜まりやすくなる
よどんだ空気が排出されないままたまるわけですから、当然室内にほこりがたまりやすくなります。
また、換気を適切に使用することでハウスダストやカビ、ダニ、アレルゲンなどを排出することもできます。
ただし、２４時間換気をつけていれば安心というわけではなく、定期的に換気設備の正しくお手入れをしないと結局詰まってしまいます。
生活していて「ホコリのたまりやすい部屋、溜まりにくい部屋」があると思いますが、放置していると想像以上にたまっていることもあります。
ホコリは日々の掃除などである程度予防できますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
「毎日掃除をしていても、なぜかほこりっぽい」のは、掃除の方法を間違っている可能性もあります！
２４時間換気の寒さ対策
換気を止めたらいろいろ影響があるのは分かったけど、でも寒くて困ってるという方へ。
私も同じです。寒冷地だけでなく、冬はみんな感じていることだと思っています。
こちらの記事に、冬の寒さ対策について詳しく記載していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
▶ 24時間換気は寒い？止めちゃダメ？冬に寒さを和らげる方法
換気不足でこまったら、ニップロにお任せください。
当社には、換気設備の修理や清掃などができるプロがいます。
必要なメンテナンスや使用方法などのアドバイスを無料で行っていますので、是非お気軽にご相談下さいね。
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11月～3月は緊急修理窓口を24時間開設しておりますが、時間外窓口に関しましては、緊急の修理依頼のみ受付とさせていただきます。
暖房ボイラーなどの緊急の修理サービススタッフへの転送となりますので、機器の在庫確認やご質問、定期メンテナンスの日程調整など、緊急の修理以外のお問い合わせにつきましては営業時間内9：00-17：00（日祝定休）にご連絡をお願い申し上げます。
古屋 潤（フルヤ ジュン）
約8年間、暖房や換気設備のお困りごとに対するアドバイス、メンテナンスを担当してきました。換気ダクト清掃の技術を学び、技術向上の為道具の開発や清掃方法も研究しています。「お客様を家族と思って応対してごらん」という教えを意識して、お客様にとってのベストな提案をいたします。
