部屋がほこりっぽい原因は?予防策や対処法を解説!
2023.05.29 UPDATE
こんにちは!住まいの設備会社 札幌ニップロです。
きちんと掃除をしているのに、なんだか部屋がほこりっぽいと感じることはありませんか?
せっかく掃除をしているつもりでも、逆にほこりを舞わせている可能性もあるんです!
ほこりはアレルギーや疾患の元にもなり得る存在です。
しっかり排除したいですよね。
今回は部屋にほこりが残ってしまう原因や予防策、対処法をお教えします!
目次
部屋がほこりっぽいのはなぜ?原因は?
実は、部屋がほこりっぽい原因は大半が繊維です。
布団や衣類、ぬいぐるみ、新聞、雑誌、ティッシュ、カーペットなど、繊維が含まれるものから、少しずつ剥がれ落ちた繊維のくずが「ほこり」となって現れるのです。
繊維のくずの他には外から入ってくる砂や土、排気ガス、体に付着した花粉などが、ほこりになります。
どれも身の回りにあるものばかりなので、全てを排除するのは非常に難しいでしょう。
生活していく上では、ほこりとのお付き合いはどうしても続いてしまうのです。
そのため、ほこりっぽい部屋にしないためには「ほこりが発生するのを最小限に抑える」「ほこり掃除を効果的に行う」「ほこりっぽくなる前に予防をする」といったポイントをおさえる必要があります。
部屋がほこりっぽいなと感じたら、こう対処する!
部屋がほこりっぽいと感じたら、適切に対処することでほこりっぽさを軽減できます。
ほこりを効果的に除去する掃除を
ほこりにとって、一番効果的なのは掃除です。
ただし、ほこりを除去するための掃除にはコツがありますので、いつものお掃除を少し工夫してみましょう。
ほこりを除去する掃除手順
部屋のほこりをきちんと取るためには、以下の手順を守りましょう。
①はたきなどで壁やカーテンレールなどのほこりを取る
②床に落ちたほこりをフロアモップやドライシートで集める
③掃除機で吸い取る
実は、ほこりは静電気の影響で壁にたくさん付いていて、それが床に落ちてきます。
床ばかり掃除しても、すぐに上から降ってきてしまうのです。
最初にはたきなどを使って壁のほこりを取ります。
100円ショップなどで購入できる、ビニールテープが付いているようなはたきは、静電気が発生するのでほこりをくっつけて取ってくれます。
掃除機の排気でほこりが舞ってしまうので、乾いたモップやシートで床のほこりをゆっくり拭き取って集めてから掃除機をかけるのがおすすめです!
ほこり掃除の注意点
掃除の手順を守ったうえで、さらに気をつけたいポイントがあります。
・窓やドアを開けない
・朝一など、人が活動する前の掃除が◎
・シートやモップは必ず乾いたものを使う
掃除の最中は換気をしたくなるかもしれませんが、ほこりが舞う原因になるので窓やドアは閉じたままにしましょう。
床に落ちているほこりを確実に取るためには、ほこりを舞わせないことが大切です。
掃除は人が活動してほこりが宙に浮く前に行うのをオススメします。
水拭きをした方がさっぱりしそうですが、ほこりがある状態で拭いてしまうと、ほこりが固まって取りにくくなってしまいます。
モップやシートは乾いたもののほうが、ほこりを集めやすいのです。
物を出しっぱなしにしない
衣類や新聞、本などを出しっぱなしにすると、そこからほこりが発生します。
特に本はほこりがたまりやすく掃除もしにくいため、ほこりっぽくなってしまいがち。
衣類はクローゼットやたんすなどに収納し、新聞や雑誌、本などは扉付きの棚に収納するとほこりが出るのとたまるのを防いでくれます。
どうしても物を置きっぱなしにしてしまいがちなベッドの上の布団や布製のソファは、掃除機を当てて中のダニやほこりを吸い取ると良いですね。
その際、叩くのはNGです!
中の繊維がちぎれて余計にほこりが出てしまうので、気をつけましょう。
カーペットをコルクマットに変える
カーペットはほこりが出やすい代表格です。
何も敷かないのが理想ですが、足元が気になる場合はコルクマットがオススメです。
コルクはほこりも出にくく、表面に凸凹があるのでほこりが舞うのも防いでくれます。
また、夏は涼しく冬は暖かくしてくれるので、カーペットとして使うのにピッタリの素材です。
窓を開ける換気はタイミングを見計らって行う
ほこりっぽさを緩和するために換気をするのは大切です。
ただし、室内の掃除が済んでいない状態だったり、近くで工事をしているときに窓を開けたりすると、逆に部屋の中をほこりっぽくしてしまいます。
窓を開けての換気は掃除完了後に家の外の状況も判断しながら行いましょう。
また、空気が窓を通るときにもほこりは家の中へ侵入します。
網戸やカーテンには、思っている以上に汚れが付いています。
こちらも、こまめに掃除をしておくことが大事ですよ。
予防も大事!ほこりっぽい部屋にしないためには?
ほこりっぽい部屋にしないために、予防できることもあります。
24時間換気、定期的な窓開け換気などで室内の空気を常に新鮮に保つことが空気のキレイの近道です。
24時間換気を正しく使う
室内に新鮮な空気を取り込み、空気の循環を促す24時間換気システムをしっかり稼働させることも大事な予防法です。
寒いからと運転を止めてしまっていたり、適切なお手入れを行わないと本来の効果を発揮することができません。
定期的な点検・メンテナンス、フィルターのお手入れを行いながら、健康な室内環境を整えましょう。
24時間換気システムを正しく使用すれば、部屋がほこりっぽくなるのを防ぐだけでなく、ハウスダストやダニ、カビ、アレルゲンなどを排出することもできます。
当社では、必要なメンテナンスや使用方法などのアドバイスを無料で行っていますので、是非お気軽にご相談下さいね。
空気清浄機をつける
ほこりやチリを取ってくれる空気清浄機を設置すると、空気中のほこりを吸い取ってくれます。
ほこりが発生しやすい布団がある寝室や、ほこりが舞いやすい子ども部屋などに設置すると、ほこりっぽさが軽減されます。
フィルターが汚れていると効果が出にくくなるので、こまめな点検・清掃が必要です。
柔軟剤で拭き上げる
柔軟剤には静電気を発生させにくくする効果があります。
そのため、柔軟剤を使って洗った布で部屋を拭くと、ほこりが付きにくくなることが期待できます。
柔軟剤を使った予防法
①柔軟剤のボトル記載の指定の濃度に薄める
②雑巾をひたす
③しっかり乾かす
④部屋の壁や棚、照明など気になる部分を拭き上げる
柔軟剤の香りが付くので、気になる方は無香料のものを使ってください。
月に1回程度の使用をオススメしますが、これだけでほこりっぽい部屋が良くなるわけではないので、あくまでも補助的に使ってくださいね。
ほこりっぽい部屋には対策と予防が大切です
ほこりは家の内外から絶え間なく発生してしまうものです。
「毎日掃除をしていても、なぜかほこりっぽい」そんな方は、掃除の方法を間違っている可能性もあります!
ほこり掃除の基本は「ほこりを舞わせない」こと。
人が活動してほこりが宙に浮く前の時間に、ゆっくり静かに掃除しましょう。
ほこりは静電気で壁にもくっついています。
床を掃除しているのにほこりっぽい場合は、壁の掃除をしっかりしてみてくださいね。
また、ほこりの出やすい衣類や本はしまっておきましょう。
布団やソファなど、しまえないものは掃除機で中のほこりやダニを吸い取ってください。
柔軟剤を使った雑巾で拭き上げたり空気清浄機を使用すると、よりほこりっぽさを抑えることができます。
ほこりっぽい部屋が気になるなら、プロによる換気設備のメンテナンスも視野に入れたほうがいいかもしれません。
札幌ニップロでは、24時間換気設備の専門スタッフによる安心の無料診断を実施しています。
お手入れのコツや頻度の目安、今の換気状態などしっかりアドバイスします。
ご希望の方は、電話またはフォームから札幌ニップロまでお気軽にお問合せ下さい。