エラー130の原因と対処法は？/リンナイ製エコジョーズ

セントラルヒーティングのプロ、札幌ニップロです。

今回はガス暖房給湯一体型ボイラーのエコジョーズに、エラー130が発生した場合の原因や、修理事例についてご紹介します。（リンナイ製）

 

 

 

エコジョーズ　エラー130

エコジョーズは、リンナイ製のRUFH-から始まる機種で、暖房給湯一体型のボイラーです。

エラー130は、COセンサーが作動すると表示されます。

エラー130の原因と対策は？

原因と対策①　雪で給排気口が塞がっている

天気が悪いとき、風が強い日などは雪で給排気の出入り口が詰まってしまうことがあります。

この場合は、エコジョーズの正常な燃焼に必要な空気を取り込めずにエラーを起こしてしまいます。

給排気筒の雪は自分で取り除き、電源を入り切りして天候の回復で改善されるケースが多いです。

改善されない、判断が難しい場合は、別の異常が原因であることもありますので修理を依頼してください。

 

その他、天候が悪いときはエラー900・エラー901・エラー903なども表示されることがあります。

上記のエラーについては別の記事で詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてください。

エコジョーズのエラー900・901・903が表示。原因と対処法は？/リンナイ・ノーリツ

原因と対策②　暖房バーナーの詰まり

暖房バーナーの燃焼部にごみや埃、燃焼時に発生した生成物などが溜まっていくと、空気が取り込めずにエラーを起こします。

バーナーの燃焼部が詰まってしまった場合は、内部清掃もしくは部品交換する必要があります。

劣化の状態が著しい場合は、マニホールドなど他にも部品交換を推奨することがあります。

現在の状態によって交換が必要かどうか判断します。

暖房バーナーとは？

エコジョーズの内部にある暖房バーナーは、主に不凍液の温度を上げるために燃焼する部分です。

お風呂の自動湯張りや追い炊き等にもこの部品が活躍しています。

エコジョーズは暖房と給湯器が一体になったボイラーですが、燃焼する部分はそれぞれ別になります。

シャワーや洗面、キッチンのお湯を温める役割は、給湯バーナーという別の部品が担当しています！

近隣に学校がある、草木が野ざらしになっている地域などは給排気筒からゴミ、ホコリ、砂、葉っぱ等を吸い込んでしまう事もあるので劣化が早くなる傾向があるなど、立地条件もエラーの出やすさに影響します。

交換時期の暖房バーナーと新品の部品を比較

汚れが蓄積していくと、燃焼部分の隙間が詰まってしまうことがあります。

新品の状態（全体）

交換時期の状態（全体）

新品の状態（拡大）

交換時期の状態（拡大）

エラー130が出たときの修理や交換部品

暖房バーナーの燃焼部が詰まってしまった場合は、状態によって内部清掃もしくは部品の交換を行います。

燃焼時に発生したカスは熱交換器から暖房バーナー、マニホールドなど様々な箇所で蓄積してしまいます。

汚れの状態が著しい場合は複数の部品を交換したり、エコジョーズ内部の清掃が必要になります。

（汚れた熱交換器の写真）

（内部清掃後の熱交換器の写真）

エコジョーズのエラー豆知識

ここでちょっとした豆知識をご紹介！

エラーコードの末尾の数字で、どの部分のエラーなのかざっくりと判断できます。

1：給湯

2・おふろ

3：暖房

0：共通

ボイラーは定期的な点検が大切

定期的に点検（保守点検）を受け、適切な時期に部品の交換を行いましょう。

修理作業については、技術不足によるガス漏れ等の恐れもありますので、必ず専門業者に依頼しましょう。

札幌ニップロでは、北ガス修理技術認定者のみがガスボイラーの修理を行っているので安心です。

ガスボイラー・ガス給湯器のことでお困りならお気軽にご相談下さい。

 

※　ご自身での分解点検・修理は絶対にせず、必ず専門業者へ依頼して下さい。

その他のエラーや、他機種のエラーついては

こちらを参考にして下さい。

 

修理のご依頼について

札幌ニップロの営業時間は9：00-17：00（日祝定休）です。

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11月～3月は緊急修理窓口を24時間開設しておりますが、時間外窓口に関しましては、緊急の修理依頼のみ受付とさせていただきます。

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