2024.02.02 UPDATE
エラー110が表示された!原因と対処法は?/灯油暖房ボイラーの修理
こんにちは。暖房の札幌ニップロです。
突然暖房ボイラーが止まり、リモコンに【エラー110】の表示が。
何が原因なのか、修理は必要なのか?
今回はエラーの110が表示されたときの対処方法について解説していきます!
▽ 暖房ボイラーに110エラーが発生したら?
・ エラー110の原因や対処法は?
・ 定期点検で突然の故障を未然に防ぐ?
この記事では、灯油ボイラーにエラー110が発生する原因と対策について解説しています。故障コードが表示され、症状が改善されない場合は修理業者へ依頼しましょう。
暖房ボイラーにエラー110が発生したら?
エラー110は、ボイラーがうまく着火できなかったり、途中で燃焼がストップしてしまったときに出るエラーです。
部品の経年劣化によるケースもありますし、燃料切れなどのケースもあります。
エラー110の原因・対処方法は?
まずは灯油切れしていないか確認を
エラー110がでたときは、まず灯油の残量を確認しましょう。
灯油が不足している可能性がある場合は、早急に灯油屋さんへ連絡をして補給しましょう。
灯油を補充したら再度暖房のスイッチを入れて試運転を行ってください。
※ 冬季は灯油が空になっていても、残量メーターが固まっているケースがあります。
灯油タンクのキャップを開けて、目視で残量確認をしていただくのが確実です。
一度灯油が空になってしまったときは、灯油を補充しても灯油ホースの中に空気が入ってしまうことがあります。
その際は灯油ホースの空気抜きの必要がありますので、灯油業者又は弊社までご相談ください。
ボイラーの部品消耗もエラー110の原因に
灯油が充分に入っており、漏れなども確認できない場合は、ボイラー内部の部品の経年劣化が考えられます。
点火部品の不良が原因で同様のエラーが出る場合があります。燃焼部品が点火不良を感知してエラーコードが表示されます。
部品交換で解消されるケースもありますが、ボイラー本体の年数が経過している場合や、交換部品の供給が無い場合はボイラー交換が必要になる場合がありますので早めにご確認ください!
交換する事例が多い部品では、「点火プラグ」「フレームロッド」があげられます。
これらは、機器を使用していくうちに少しずつ摩耗してしまう部品です。
定期的に点検(保守点検)を行うことで、適切な時期に交換を行うことができ、突然の故障を予防することができます。
ボイラーの点検は定期的に行いましょう。
排気筒の変形が原因であることも
大雪などの影響により、ボイラーの排気筒が変形してしまっていることが原因のケースもあります。
変形し、調子が悪い状態(うまく空気の入れ替えができない状態)で使用し続けると内部がどんどんくすぶっていきます。
すぐに暖房ボイラーにエラーが発生することもありますが、時間差で雪が解けたあとや、次の暖房シーズンに急にエラーが出て暖房が使えなくなるといったこともあります。
暖房ボイラーは定期的な点検が必要
保守点検で突然の故障を未然に防ぐ?
灯油ボイラーはススやホコリも溜まりやすく、故障の原因になることもあります。
また、【点火プラグ】 【フレームロッド】といった燃焼部品を点検することにより、不着火を未然に防げる可能性があります。
消耗していることを早く知ることが出来れば、寒い時期に不着火になってしまい寒い思いをせず、ご安心してお過ごしいただけるのも保守点検を実施するメリットです!
札幌ニップロでも、暖房ボイラーの保守点検を行っております。是非ご相談ください。
※ 保守点検では、消耗部品の状態確認や交換を行います。そのため、起こりうる全ての故障の原因を未然に防げるという事ではございませんので、予めご了承お願いいたします。
保守点検の作業内容と費用について
今回は灯油ボイラーのエラー110の原因解説しましたが、ガスボイラーも保守点検を行うことができます。
現在のガスボイラーは暖房給湯一体型のタイプが多く、ボイラーの中で暖房側と給湯側で分かれているのですが、実はお風呂の自動湯張り(追い炊き)は暖房側で稼働しており、その分、給湯側の消耗より暖房側の稼働が多くなります。
その他にも、ボイラーが稼働している規定の時間を過ぎると交換が必要になる消耗部品もあります。
突然交換になると焦ってしまうので、事前に時期や費用の目安など知っておけると安心ですよね。
保守点検の作業内容についてはこちらにもまとめておりますので、是非ご参考にしてくださいね!
その他のエラーや、他機種のエラーついては
こちらを参考にして下さい。
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